親のライフスタイル、子育てスタイルの変化や期待に関する調査(0歳~9歳までの子供を持つ親対象) 

2015年09月30日
アクトインディが企画運営する子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』では、新年度が始まるまでに残り半年となったタイミングで、子どもの小学校入学を機におきる親のライフスタイル、子育てスタイルの変化や期待に関するアンケート調査を実施。

【調査結果のポイント】

1)子どもの小学校入学後の「ライフスタイル」の変化で最も嬉しかったことは「フルタイム、パート、内職で働き始めたこと」、次いで「ママ友や友人とのコミュニケーション時間の増加」という結果になり、社会との接点が増えたことに喜びを感じる親多数。

2)子どもの小学校入学後の「子育てスタイル」の変化で最も嬉しかったことは「身の回りのことを子ども自身に任せるようになったこと」、次いで「子ども自身に先生やお友達とのコミュニケーションを任せるようになった」という結果になり、子どもの成長と自立に喜びを感じる親多数。


【調査結果のポイント】

1)「ライフスタイル」の嬉しい変化は、社会との接点が増えたこと

7歳以上の子どもを持つ親に「子どもが小学校に上がったことで起きた自身のライフスタイルの変化で最も嬉しかったこと」について質問した所「フルタイム、パート、内職等で働き始めた」が最多で34%、次いで「ママ友や友人とのコミュニケーションの時間が増えた」が27%という結果となり、子どもの小学校入学を機に社会との接点が増えたことを喜ぶ親が多数いることが分かった。

■ライフスタイルの変化・理想と現実■
子どもが小学校入学した後のライフスタイルの変化に関して、7歳以上の子どもを持つ親が最も嬉しかったライフスタイルの変化と6歳以下の子どもを持つ親が最も期待するライフスタイルの変化を比較してみると、「フルタイム、パート、内職等で働き始めた/始める」という項目と「ママ友や友人とのコミュニケーションの時間が増えた/増える」という項目に10pt以上のギャップが出た。
「フルタイム、パート、内職で働き始める」ことの実際の喜びは、6歳以下の子を持つ親が期待しているよりも低い一方で、「ママ友や友人とのコミュニケーションの時間が増える」ことは、期待している以上に嬉しいライフスタイルの変化であるという結果となった。

【理想と現実のギャップが特に大きい項目に関する補足】
▼7歳以上の子どもを持つ親達が「ママ友や友人とのコミュニケーションの時間が増える」ことを最も嬉しいライフスタイルの変化と回答した理由(フリー回答より抜粋)

●友人と話をしたくても子どもがいるとじっくり話もできないので、ご飯を食べながらゆっくりと過ごせる時間ができたことが一番嬉しいです。(9歳男の子のママ)
●(小学校で役員を担当することになり)役員をやるとかなり人との関わりが増え、子ども同士も仲がよく、かなりの頻度で遊ぶようになりました!(7歳、8歳女の子のママ)
●色んなタイプのママ友とランチやお茶をして視野が広がり悩みも相談できるようになった。(8歳女の子のママ)
●同じ学年のママたちとの情報交換はためになるし、愚痴も言い合えて、楽しいです。(7歳男の子のママ)

フリー回答コメントには「既存の友人とゆっくりと話ができるようになったこと」を喜ぶコメントの他に、「小学校入学を機に新しいママ友や知人ができたこと」を嬉しい変化と捉える声が多くみられた。6歳以下の子を持つ親が想像する以上に、小学校入学を機に親同士の交友関係が広がることがうかがえる。

2.「子育てスタイル」の嬉しい変化は、子どもの成長と自立

7歳以上の子どもを持つ親に「子どもが小学校に上がったことで起きた自身の子育てスタイルの変化で最も嬉しかったこと」について質問した所「身の回りのことを子ども自身に任せるようになった」が最多で46%、次いで「子ども自身に先生やお友達とのコミュニケーションを任せるようになった」が20%という結果となり、小学校入学後の子どもの成長や自立に喜びを感じている親が多数いる結果となった。

■子育てスタイルの変化・理想と現実■
子どもが小学校入学した後の子育てスタイルの変化に関して、7歳以上の子どもを持つ親が最も嬉しかった子育てスタイルの変化と6歳以下の子どもを持つ親が最も期待する子育てスタイルの変化を比較してみると、「門限の範囲内で自由に行動させるようになった/なる」という項目に10ptのギャップが出た。
6歳以下の子を持つ親が期待している以上に、小学校入学後は子どもの自由行動を容認し、それを喜ぶ親が多い結果となった。

【理想と現実のギャップが特に大きい項目に関する補足】
▼7歳以上の子どもを持つ親達が「門限の範囲内で自由に行動させるようになった」ことを最も嬉しい子育てスタイルの変化と回答した理由(フリー回答より抜粋)

●自分の頭で色々考えて、遊び優先か、宿題か、はたまたテレビか…など、計画を立ててやっているから。(9歳男の子のママ)
●自分で時間を気にして行動することは大切だと思い誰と何処に、何時に帰ってくるか伝え、門限を過ぎたら鍵
を閉めるということを小学生になって教え、行いました。(7歳女の子のママ)
●一人っ子なので心配して、行動を制限してしまうことが多かったけど、自由に出かけさせてみても、ちゃんと無事に帰ってくる。成長を感じます。(9歳男の子のママ)
●ルールをきめ、ルールの中で自身の判断で行動させるようになった。(8歳男の子のママ)

フリー回答コメントには「子どもの自主性を尊重する」、「子どもの裁量に任せる」というような声が多く見られた。小学校入学後は、6歳以下の子を持つ親が想像する以上に遊びや人間関係、時間の使い方など様々な場面で子どもの成長を感じる機会が多いことがうかがえる。


【調査概要】
実施方法:『いこーよ』サイト上で実施
実施期間:2015年8月3日~2015年9月7日
有効回答数:403名
回答者プロフィール:0歳~9歳までの子供を持つ全国の親

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[いこーよ]
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