「小中学生のスポーツに関する意識調査(小学2年生、5年生、中学2年生の子どもを持つ親対象) 

2015年10月06日
バンダイは、「体育の日」およびスポーツの秋にあわせ、小学2年生、5年生、中学2年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)840人を対象に、「小中学生のスポーツに関する意識調査」を実施。

【調査結果】

TOPIC①: 体育の授業以外で行っているスポーツの総合 TOP3 は「水泳」、「サッカー」、「テニス」。

子どものスポーツへの関わり方について探るため、「学校の体育の授業以外でスポーツをしているか」を聞いたところ、体育の授業以外でスポーツをしている子どもは全体で 65.2%(男子 72.9%、女子 57.6%)となりました。
行っているスポーツの内容を聞いたところ、1 位は「水泳」(16.5%)となり、2 位「サッカー」(9.2%)、3 位「テニス」(6.3%)、4位「野球」(3.8%)、5位「バスケットボール」(3.1%)となりました。
1 位の「水泳」は、男女別のランキングでも 1 位で、男女ともに定番のスポーツであることがうかがえます。
体育の授業以外にスポーツをはじめた理由を聞いたところ、「体力づくりをさせたいから(親の意向)」(51.3%)、「体力づくりをしたいから(子どもの意向)」(40.0%)が多数を占めました。「子どもに体力づくりをさせたい」という親の意向に加え、「体力づくりをしたい」という子ども自身の思いからスポーツを行っていることが読み取れます。
はじめた理由をスポーツ別に分析すると、1 位の「水泳」は、「体力づくりをさせたい」(親の意向)という回答が 7 割以上を占め、体力づくりのために親が子どもに習わせる定番のスポーツであることがわかります。また、2 位の「サッカー」は、「友だち・兄弟がやっているから」(子どもの意向)が 5 割以上となり、同年代の子どもたちの影響が強い傾向にあることが読み取れました。3 位の「テニス」は、「体力作り」と親子ともに半数近くが回答したことに加え、「親子のコミュニケーション」のために実施している、という回答も見られました。また、4 位の「野球」は、「親がそのスポーツを好きだから」という回答が目立ち、親の嗜好に影響を受けているという傾向が見られました。

男女総合TOP5
1位 水泳 16.5%
2位 サッカー 9.2%
3位 テニス 6.3%
4位 野球 3.8%
5位 バスケットボール 3.1%

男子総合TOP3
1位 水泳 17.6%
2位 サッカー 17.4%
3位 テニス 8.1%

女子総合TOP3
1位 水泳 15.5%
2位 各4.5%
 テニス
 ダンス
3位 各3.3%
 バスケットボール
 バレーボール
 体操・新体操
 バトミントン
 クラシックバレエ

TOPIC②: 子どものスポーツにかける年間費用の平均は、55,617 円。
親は、「金銭面」に加え、「送り迎え」、「一緒にスポーツを行う」などのサポートも。


体育の授業以外にスポーツを行っている子どもの親に、スポーツにかける年間費用を聞いたところ、平均金額は、55,617 円となりました。金額の分布としては、「50,000 円以上 100,000 円未満」が最も多く 31.2%で、最高金額は 720,000 円となりました。
行っているスポーツごとの年間費用を見たところ、行っているスポーツ上位 5 種では「水泳」が 66,987 円、「サッカー」が52,695円、「テニス」が54,925円、「野球」が46,828円、「バスケットボール」が34,692円となりました。
※スポーツごとにサンプル数が異なるため、参考値となります。

行っているスポーツ上位5種の平均金額(参考値)
水泳 ¥66,987
サッカー ¥52,695
テニス ¥54,925
野球 ¥46,828
バスケットボール ¥34,692

また、子どもが行っているスポーツにどのように親が関わっているかを聞いたところ、「必要な出費を負担する」という金銭面でのサポートに加え、「送り迎えをしている」、「試合・発表会を見に行っている」、「アドバイスをしている」、「一緒にそのスポーツを行っている」などの回答が多く見られました。子どもがスポーツに取り組むための環境づくりをしながら、親子で一緒にスポーツに向き合っている様子がうかがえます。

TOPIC③: 小中学生が一番好きなスポーツ選手は、浅田真央選手。
僅差の 2 位には錦織圭選手、3 位には羽生結弦選手がランクイン。


好きなスポーツ選手では、今シーズンから試合に復帰した浅田真央選手が総合1位となりました。特に女子からの人気が高く、女子でのランキングでは 2 位以下を大きく引き離す結果となりました。好きな理由としては、「かわいい」という外見の魅力、「スケートが上手」、「演技が素晴らしい」という技術面をあげる回答に加え、「努力家だから」、「小さい頃からプレッシャーに耐え頑張っているから」などのコメントがあり、外見、技術に加えて、フィギュアスケートへの真摯な取り組み方が人気の要因となっていることが読み取れます。
総合 2 位には、世界 4 大大会などで活躍し、世界ランキング 6 位(2015 年 9 月末時点)の錦織圭選手がランクイン。男女別ランキングでは男子1位、女子2位と、男女ともに支持を集めました。好きな理由としては、「かっこいい」、「上手い」、「強い」、「世界に通用する選手だから」というコメントが寄せられ、世界を舞台に活躍している姿に子どもたちが憧れている様子がうかがえます。
総合 3 位には、ソチオリンピック金メダリストの羽生結弦選手がランクイン。好きな理由として、「かっこいい」、「演技がすごい」というコメントに加え、「震災にあっても頑張っているから」、「被災地を大事にしているから」などのコメントも寄せられました。
ランクインした選手に寄せられたコメントから、外見や技術だけでなく、選手の内面やスポーツへの真摯な取り組み方などが人気の要因であることがうかがえる結果となりました。

男子総合TOP5
1位 錦織圭 (テニス)  13.3%
2位 本田圭佑 (サッカー)  7.9%
3位 ウサイン・ボルト (陸上)  7.1%
4位 イチロー (野球)  6.7%
5位 ネイマール (サッカー)  6.4%

女子総合TOP5
1位 浅田真央 (フィギュアスケート) 23.8%
2位 錦織圭 (テニス)  12.1%
3位 羽生結弦 (フィギュアスケート) 9.5%
4位 木村沙織 (バレーボール) 8.6%
5位 澤穂希 (サッカー)  3.1%


【調査概要】
調査目的:スポーツへの関わり方について実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:小学 2 年生、5 年生、中学 2 年生の子どもを持つ親 ※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2015 年 9 月 4 日(金)~9 月 6 日(日)
サンプル数:840 人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[バンダイ]
 マイページ TOP