高齢者の大掃除および実家の大掃除に関する意識・実態調査 

2015年10月15日
ダスキンは、全国の20歳以上の男女計4,160人〔うち高齢者(65歳以上)441人〕を対象に、2014年末の大掃除の実態をインターネット調査しました。

【調査結果】

(1)2014年末のシニアの大掃除実態
・単身高齢者の大掃除実施率は30.5%。家族と同居する高齢者の約半数
・同居家族の有無が大掃除実施に影響。単身高齢者は体力的負担を感じやすい?

高齢者の2014年末の大掃除実施率は54.8%でした。しかし家族構成別にみてみると、家族と同居している高齢者は58.6%だった一方、単身の場合は30.5%で、家族と同居している高齢者の約2分の1でした。反対に、大掃除をしなかった人にその理由を聞いたところ、家族と同居している高齢者は家族間での分担も可能なためか「普段からこまめに掃除しているから」が最も多い一方、単身の高齢者は「汚れていなかった」や、自分一人で行わなければならないためか「体力的な負担が大きい」ことを理由に挙げていました。高齢者の大掃除においては、同居家族がいるかどうかによって取り組み方が大きく異なることが分かりました。

(2)実家の大掃除を手伝った経験
・配偶者の実家の大掃除を親と別居の既婚者の18.4%が経験。浴室掃除は義理の息子&娘には頼み辛い?
・実家と比べて配偶者の実家の大掃除は気疲れの連続!?実家の大掃除で大変だったこと。

親と同居していない既婚者を対象に、結婚後に実家の大掃除を手伝ったことがあるか聞いたところ、自分の実家の大掃除を手伝ったことがある人は37.7%、配偶者の実家の大掃除を手伝ったことがある人は18.4%でした。掃除を手伝った場所を見ると、自分の実家での実施率と配偶者の実家での実施率に最も差があったのは「浴室」でした。カビなどの頑固な汚れも多いため、義理の息子や娘には掃除を頼みづらく、また、義父母のプライベートな場所の掃除に躊躇する義理の息子や娘の様子もうかがえます。実家の大掃除の大変な点は、自分の実家の場合は古さや使い勝手の悪さによる“掃除の不便さ”を挙げる人が多いですが、配偶者の実家の場合は何をするにも“気疲れする”という意見が多く寄せられました。


【調査概要】
調査目的:2014年末の大掃除についての意識・実態把握
調査対象:20歳以上の男女
調査地域:全国(エリア区分・・・北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2015年1月30日(金)~2月2日(月)
サンプル数:4,160サンプル〔うち高齢者(65歳以上)441人〕

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ダスキン]
 マイページ TOP