スマートフォンでの音楽視聴に関する調査(スマートフォンを所有する20~59歳の男女対象) 

2015年10月30日
MMD研究所は、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」との共同調査を行い、第7弾としてスマートフォンを所有する20~59歳の男女2,245人(iOSユーザー1,027人、Androidユーザー1,218人)を対象に「2015年10月スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」を実施。

【調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ 音楽再生に利用されている機器はスマートフォンが最多で72.0%、スマートフォンのみを利用している人は22.0%

■ スマートフォンでの音楽視聴頻度「ほぼ毎日」iOSは35.6%、Androidは29.7% 今年2月よりiOSは2.7ポイント、Androidは9.5ポイント増

■ 定額制音楽配信サービスの利用はiOSで6.3%、Androidで8.7%

■ 定額制音楽配信サービスのうち、「AWA」が利用率トップ

■ ハイレゾ音源の認知度は50.2% 今年2月より3.5%増


【調査結果】

■ 音楽再生に利用されている機器はスマートフォンが最多で72.0%、スマートフォンのみを利用している人は22.0%

スマートフォンを所有する2,245人を対象に普段よく利用する音楽再生機器について聞いた(複数回答)ところ、「スマートフォン」が72.0%で最多、次いで「パソコン」が35.3%、「デジタルオーディオプレーヤー」が27.2%となった。なお、スマートフォンのみを選択した人は22.0%だった。
なお、これを属性(会社員・主婦・学生)別で見てみると、会社員は「スマートフォン」「PC」「カーステレオラジオ」、主婦は「スマートフォン」「カーステレオラジオ」「PC」、学生は「スマートフォン」「PC」「デジタルオーディオプレーヤー」の順となった。

■ スマートフォンでの音楽視聴頻度「ほぼ毎日」iOSは35.6%、Androidは29.7%
今年2月よりiOSは2.7ポイント、Androidは9.5ポイント増


ぞれにスマートフォンで音楽を聴く頻度について聴いたところ、「ほぼ毎日」と回答した人はiOSで35.6%、Androidで29.7%となった。これを今年2月にMMD研究所が行った「スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」と比較すると、iOSでは2.7ポイント、Androidでは9.5ポイント増加する結果となった。

■ 定額制音楽配信サービスの利用はiOSで6.3%、Androidで8.7%

また、スマートフォンで音楽を再生すると回答したiOSユーザー(N=808)、Androidユーザー(N=808)それぞれにどのような方法で音楽を聴くのかについて聞いた(複数回答)ところ、どちらも「YouTubeなどの動画サイトで音楽を聴いている」が最多で50%を超え、「定額制音楽配信サービス(Apple Music、AWA、LINE Musicなど)で音楽を聴いている」はiOSで6.3%、Androidで8.7%となった。

なお、これを属性別(会社員、主婦、学生)に見て見ると、主婦の63.0%が「YouTubeなどの動画サイト」で音楽を聴いており、学生および会社員は「YouTubeなどの動画サイト」(学生59.6%、会社員52.1%)の次に「購入したCDからスマートフォンに取り込んでいる」(学生44.9%、会社員38.9%)ことが分かった。

■ 定額制音楽配信サービスのうち、「AWA」が利用率トップ

定額制音楽配信サービスで音楽を聴くと回答した人(iOS、Androidユーザー合わせてN=121)に利用しているサービスを聞いた(複数回答)ところ、「AWA Music」が最多で42.1%、次いで「LINE Music」が24.8%、「Apple Music」と「Google Play Music」が同率の23.1%となった。

■ ハイレゾ音源の認知度は50.2% 今年2月より3.5%増

スマートフォンを所有する2,245人を対象にハイレゾ音源の購入経験について聞いたところ、「購入したことがある」「試聴などで聴いたことはあるが購入はしていない」「名前だけ知っている」を合わせて認知度は50.2%となり、今年2月の「スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」より3.5ポイント認知度が増していることが分かった。


【調査概要】
調査期間:2015年10月23日~10月26日
有効回答:2,245人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを所有する20~59歳の社会人、専業主婦(主夫)、学生

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[MMD研究所]
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