『住まいの買いどき感』調査(2015年9月度) 

2015年11月11日
リクルート住まいカンパニーは、「『住まいの買いどき感』調査(2015年9月度)」を行いました。
この調査は、住宅購入や住み替えを検討している人・していない人を問わず、広く一般生活者を対象に、今が「買いどき(住宅の購入、建築・リフォームのタイミング)」だと感じているかどうか、実態を把握することを目的としており、7大都市圏を対象に3カ月に1度、定期的に実施しております。

【調査トピックス】

●一般生活者のなかで今が「住まいの買いどき」と感じている人は前回から1.7ポイント減少し15.9%に前年同月の水準(16.4%)をやや下回った

●住み替え・リフォーム検討者ともに買いどき感が減少、住宅検討者全体の買いどき感は39.8%に

●買いどきと感じている人のなかで、なんらかの検討行動をとった人は46.0%と前回から1.6ポイント増加

●買いどきと感じる理由の中で、「景況感の上昇」と「株価の上昇」が4.0ポイント以上低下


【調査結果】

●一般生活者のなかで今が「住まいの買いどき」と感じている人は前回から1.7ポイント減少し15.9%に前年同月の水準(16.4%)をやや下回った

・住まいの検討有無を問わず一般生活者のなかで、今が「住まいの買いどき」と感じている人の割合は、 前回調査より1.7ポイント減少して15.9%となり、前年同月の水準(16.4%)をやや下回った。
・前回からの差を年代別で見ると、50・60代が2.4ポイント減であった。

●住み替え・リフォーム検討者ともに買いどき感が減少、住宅検討者全体の買いどき感は39.8%に

・住宅検討者(住み替えやリフォーム検討者)の買いどき感は、全体で見ると前回調査より3.5ポイント減少して39.8%となった。
・検討住宅タイプ別で見ると、「現在の持ち家の大規模リフォーム」検討者の買いどき感は前回調査より6.1ポイント減少し、49.9%となった。 また、「新築分譲マンションの購入」が3.6ポイント減、「中古マンション計」が4.1ポイント減となった。

●買いどきと感じている人のなかで、なんらかの検討行動をとった人は46.0%と前回から1.6ポイント増加

・「買いどき」だと感じている人に、過去3カ月間の住みかえやリフォームの検討行動をたずねた。
・買いどきと感じている人のなかで、なんらかの検討行動をとった人の割合は、前回調査より1.6ポイント増加し、46.0%であった。
・年代別では、40代のみ1.5ポイント減となった。
・都市別で見ると、検討行動の割合が3ポイント以上変動があったのは、東海が3.2ポイント増、福岡市が4.4ポイント増であった。

●買いどきと感じる理由の中で、「景況感の上昇」と「株価の上昇」が4.0ポイント以上低下

・消費不振ムードが影響してか、前回調査と比較すると「景況感が上昇しているから」は前回より4.3ポイント、「株価が上昇しているから」は4.8ポイント、それぞれ減少した。
・買いどきと感じる理由は、
1位「消費税率の引き上げが2017年に予定されているから」2位「住宅価格が上昇しそうだから」
3位「景況感が上昇しているから」であった。


【調査概要】
・調査目的:住まいの購入・建築・リフォームの意向の有無にかかわらず、広く一般生活者に対し、住宅の購入・建築・リフォームのタイミング(「買いどき」)だと感じている人の推移を定期的に測定し、把握すること。     
・調査対象:首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、札幌市、仙台市、東海(愛知県、岐阜県、三重県)、関西(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)、広島市、福岡市に在住の20歳以上70歳未満の男女
・調査方法:マクロミル社の調査モニターを用いたインターネットによるアンケート調査
・有効回収数とウエイトバック後サンプル数 ※各都市圏の全体値、7大都市全体値は、各都市圏の年代別人口構成(平成22年国勢調査による)に合わせてウエイトバックした数値を用いて算出している

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルート住まいカンパニー]
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