調剤薬局の自己採血検査実態調査(調剤薬局に勤務する薬剤師対象) 

2015年12月16日
マクロミルケアネットは、2014年4月に厚生労働省から施行された「検体測定室に関するガイドライン」により、薬局等での“自己採血検査”が可能になったことを受けて、調剤薬局に勤務する薬剤師423名を対象とした「調剤薬局の自己採血検査実態調査」を実施。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2015年10月16日(金)~10月19日(月)。

【調査トピックス】

■ ガイドライン施行から半年、調剤薬局での“自己採血検査”実施は4%にとどまる

■ 薬剤師が考える“自己採血検査”の意義とは? 「健康管理と糖尿病に対する意識の向上」がトップ

■ アフターフォローでは、約半数が「かかりつけ医への相談」もしくは「健康診断の受診」といった行動を促す

■ 未実施者の実施意向、「実施予定あり」はわずか2%、「行わない」は半数超


【調査結果の詳細】

■ ガイドライン施行から半年、調剤薬局での“自己採血検査”実施は4%にとどまる
調剤薬局での“自己採血検査”の実施が可能になった後、実際に検査を実施したかたずねると、半年経った時点での実施率は4%にとどまりました。

■ 薬剤師が考える“自己採血検査”の意義とは? 「健康管理と糖尿病に対する意識の向上」がトップ
“自己採血検査”を実施した薬剤師に、その意義についてたずねると、「生活者の健康管理意識向上につながった(つながる)」および、「糖尿病に対する意識が高まった(高まったと思う)」が77%、次いで「糖尿病の発見につながった」が59%でした。

■ アフターフォローでは、約半数が「かかりつけ医への相談」もしくは「健康診断の受診」といった行動を促す
“自己採血検査”を実施した薬剤師に、実施後、生活者へどのような対応をしたかたずねました。もっとも多かった対応は、「検査結果の読み方を説明する」が65%、次いで「検査値に関するパンフレットや資料を配る」が53%でした。また、「かかりつけ医に相談するよう助言する」もしくは「健康診断を受けるよう助言する」といった、検査後の行動について助言すると動きも、約半数見られました。

■ 未実施者の実施意向、「実施予定あり」はわずか2%、「行わない」は半数超
“自己採血検査”を実施していない人に今後の実施意向についてたずねると、「実施予定あり」はわずか2%で、「時期は決まっていないが行いたい」は43%でした。また、「行わない」は55%で、未実施者の半数超が今後の実施を検討していないことが明らかになりました。


【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象:薬剤師(CareNetパネル)
有効回答数:調剤薬局に勤務する薬剤師 423サンプル
調査日時:2015年10月16日(金)~10月19日(月)
調査機関:株式会社マクロミルケアネット

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[マクロミルケアネット]
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