「メディア定点調査2015」時系列分析 

2015年07月07日
博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は、生活者のメディア接触の現状を調査・分析する「メディア定点調査」を2006年より現在の調査設計で行っており、本年は時系列分析を実施しました。分析から見えてきた生活者のメディア接触の変化をご紹介致します。

【調査結果】

① メディア総接触時間は383.7分。「携帯・スマホ」「タブレット」でメディア総接触時間の1/4以上へ
・1日あたりのメディア総接触時間は383.7分で、昨年とほぼ変わらず380分台と横ばい。「携帯・スマホ」「タブレット」が伸長し、それ以外は微減。
・2006年から伸長し続けているのは「携帯・スマホ」の接触時間のみで、今年初めて「タブレット」と合わせて1/4を超えた。
・スマホの所有率(東京)は7割に迫り、タブレットの所有率(東京)も昨年の2割から伸長し、約3割へ。

② メディアヘビー接触層(1日6時間以上の接触者)が半数に迫る
・メディアヘビー接触層(1日6時間以上の接触者)は、2006年の4割弱から10ポイント以上上昇し、今年49.6%と半数に迫った。
・メディアヘビー接触層の中でも「10時間以上」の接触者は、2006年の5.3%から2015年は11.3%と倍増。

③ 「スマホ」「タブレット」で同程度利用されているのは 「動画」「検索」「ショッピング」
・「スマホ」と「タブレット」におけるサービスの利用率が同程度なものは、「動画」(スマホ64.5% タブレット65.1%)、「検索」(スマホ91.9% タブレット87.6%)、「ショッピング」(スマホ42.8% タブレット38.0%)である。


【調査設計】
調査地区:東京都、大阪府、愛知県、高知県
標本抽出方法 :RDD(Random Digit Dialing)
調査方法:郵送調査法
調査対象者:15~69歳の男女
標本構成:4地区計 2,504サンプル(東京620、大阪632、愛知637、高知615)
 2014年住民基本台帳に基づき性年代でウェイトバックを実施
調査期間:2015年1月30日~2月12日
調査機関:株式会社ビデオリサーチ

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[博報堂DYメディアパートナーズ]
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