日米の動画サービス(「ビデオと映画」カテゴリー)の利用状況調査 

2015年09月29日
ニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)、および、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)のデータをもとに、「動画サービス」の利用状況に関する最新動向を発表しました。

・日本、アメリカともに、PC、スマホからの利用動画サービスは「YouTube」が最も人気

・アメリカはPC、スマホともにSVODサービスの利用時間が長い

・アメリカでは「YouTube」は20時、「Netflix」は22時と利用時間帯のピークが異なる


ニールセンが独自に分類する「ビデオと映画」カテゴリにおいて、日本とアメ リカのPCおよびスマートフォンからの利用状況比較した。各デバイスからの利用率をみると、日本とアメリカともに、PCは約55%、スマートフォンでは約80%と、デバイスごとでは大きな差はありませんでした。また、1人あたりの利用時間では、PCにおいてアメリカが日本よりも1時間程度長くなっていましたが、スマートフォンでは大きな差はありませんでした。

次に、利用者数のランキングをみると、日米ともにPCもスマートフォンも 「YouTube」が1位となり、2位と比較して2倍以上の差があることがわかりました。1人あたりの利用時間の上位サービスでも「YouTube」の利用時間が長くなっていますが、日本のPCでは「ニコニコ動画」が1位となり、アメリカではPC、スマートフォンともに定額制のストリーミング動画視聴サー ビス(Subscription based Video On Demand : SVOD)である「Netflix」や「Hulu」の視聴が根付いているという特徴がみられました。

次に、日本とアメリカで「YouTube」について、スマートフォンのアプリからの1日の時間帯別の利用時間シェアを表した。全体的に朝から夜に向かい利用時間割合が伸びており日本では一番のピークは21時台、アメリカでは20時台となりました。帰宅後、いわゆるゴールデンタイムにスマートフォンで「YouTube」をみていると想定されます。また、日本では朝7-9時に山ができており、朝の通勤通学の時間帯によく使われていることが特徴です。

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[ニールセン]
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