ペットのダイエットに関する調査 

2016年01月19日
インターネット調査会社のアスマークは、全国、現在、犬または猫を飼っていて犬、猫のダイエット経験がある、または検討している方を対象に「ペットのダイエットに関する調査」を実施。

【総括】

昔から人間にとって身近な存在である犬猫。最近はペット専用保険、ペット用仏壇、ペット共生型マンションなど、ペット関連のビジネスが増えてきているように思う。一昔前まで、犬は「番犬」、猫は「ネズミ捕り」といったように、犬や猫はそれぞれの役割を持っていた。しかし今では、犬猫は家畜としてではなく、家族の一員として扱われるようになっている。そんな家族の一員である犬猫の健康は、飼い主の関心事のひとつだろう。今回は『ダイエット経験有り・ダイエット検討をしている【犬】【猫】の飼い主』207名に対して、犬猫のダイエット実態についてアンケートを実施した。

まず、ダイエットを始めた時・ダイエットを検討している時の【犬】【猫】の体型を尋ねると、「太っている+やや太っている」を合わせて7割以上となっている。

ダイエットのきっかけは、【犬】【猫】いずれも「見た目が太っている(いた)」が半数程度。【犬】は次に「獣医師の指導」が高く、【猫】は「抱いたら重かった」が高くなっている。

今までに試したダイエット方法としては、【犬】【猫】いずれも「1日に与える食事量を決める」が最も高い。ほとんどの項目で【犬】と【猫】の差はあまりないが、「適度な運動を行う」は、【犬】の方が12ポイント以上高くなっている。

今後行いたい方法は、試したことがあるダイエット方法と同様に「1日に与える食事量を決める」が6割以上と最も高い。【犬】は【猫】と比べて「適度な運動を行う」「食事をダイエットフードや、野菜中心にする」「間食・おやつを控える」が高くなっている。

ダイエットの中止理由は、【犬】では「ダイエットが成功した」が6割と高いが、【猫】は2割未満に留まった。反対に【猫】で高かったのは「ペットがかわいそうになった」「運動をさせられなかった」で、いずれも【犬】より20ポイント以上高くなっている。ダイエットは【猫】のほうが【犬】以上に難しいようだ。

最後にペット専用保険の認知状況について尋ねると、【犬】【猫】いずれも95%以上と高い。加入経験をみると、【犬】で41%、【猫】で29%となっている。現在加入しているのは、【犬】28%、【猫】21%、検討中は、【犬】27%、【猫】30%となっている。

核家族化、少子化、晩婚・未婚化、ストレス社会など、様々な要因によりペット市場は、今後も拡がっていくことが予想される。それに伴い、各種ペット関連サービスもより拡がりをみせそうだ。


【調査概要】
調査名:ペットのダイエットに関するアンケート
対象者:全国 現在、【犬】、または【猫】を飼っている
【犬】【猫】のダイエット経験がある、または検討している
有効回答数:207s
調査期間:2015年12月28(月)~2016年1月5日(火)
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社アスマーク

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アスマーク]
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