住宅購入に関する意識調査(第10回) 

2016年01月28日
野村不動産アーバンネットは、不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象とした「住宅購入に関する意識調査(第 10 回)」を実施。
本調査は、不動産の購入検討者であるノムコム会員に年 2 回(1 月・7 月)不動産の買い時感をはじめとする市況に対するお考えなどをお聞きしているものです。

【調査結果のポイント】

■不動産の買い時感について

・不動産について、「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせた 41.3%が「買い時」と回答し、前回調査(2015 年 7 月)と比べると 4.9 ポイント減少した。 一方、 「買い時だと思わない」の回答は 35.9%で、前回調査から 6.2 ポイント増加した。

・買い時だと思う理由については、「住宅ローンの金利が低水準」69.1%(前回比 4.7 ポイント増)、「今後、10%への消費税引き上げが予定されている」51.5%(前回比 11.3 ポイント増)に続き、「不動産価格が落ち着いている(割安感がある)」が 33.1%(前回比 17.2 ポイント増)となった。前回調査で理由 3 位だった「今後、不動産価格が上がると思われる」は 22.7 ポイント減少して 16.9%となり、理由 6 位となった。買い時だと思わない理由については、前回調査と大きな変動はなかった。

・居住地別の回答では、東京都で「買い時だと思う」と「どちらかと言えば買い時だと思う」を合わせても 39.1%と、「不動産は買い時」と思う人が 4 割を切る結果となった。


■不動産価格について

・不動産の価格については、「上がると思う」が 33.4%と前回調査(2015年7月)と比べると 6.2 ポイント減少した。一方、不動産の価格は「下がると思う」の回答は 24.3%と前回比 5.4 ポイント増加となった。それぞれの理由についても、「外国人投資家の購入需要が今後も高まる」に対し「海外投資家からの需要が鈍ってきた」というように、人により見方が異なっていることがわかる。


■マンションくい打ち工事のデータ改ざん問題について

・「マンションくい打ち工事のデータ改ざん問題により、住宅購入検討への影響を受けましたか」の質問については「影響を受けなかった」が 49.4%、「影響を受けた」が 35.3%となった。「影響を受けた」と回答した方に「どのような影響を受けましたか」と質問したところ、「建物の構造や基礎部分のつくりを気にするようになった」64.9%、「分譲時の売主や施工会社を重視するようになった」57.6%となり、「当面様子を見ることにした」の回答は 33.9%にとどまった。



【調査概要】
調査名称:不動産情報サイトノムコム「住宅購入に関する意識調査(第 10 回)」
調査時期:2016 年 1 月 7 日(木)~1 月 14 日(木)
調査対象:不動産情報サイト「ノムコム」会員約 21 万人(2016 年 1 月現在)
 ※「ノムコム」会員とは、購入検討者を中心とした Web 会員組織
有効回答数:1,421 人
調査方法:インターネット調査

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[野村不動産アーバンネット]
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