夫婦デートに関する調査(配偶者がいる20歳以上の男女対象) 

2016年02月03日
ゲンナイ製薬は、配偶者がいる20歳以上の男女に対し、「夫婦デートに関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

【調査結果サマリー】

夫婦デートの実態

・夫婦はデート不足?3組に1組は「夫婦二人のデートは一年間で0回」、5組に4組が「夫婦デートしたい」と回答

・乳幼児を子育て中の夫婦 半数近くは「夫婦のデートしていない」、「夫婦でデートがしたい」は8割半

・「恋人時代のようなラブラブデートしたい」夫は7割半、妻は6割強

・バレンタインは夫・妻をデートに誘うチャンス?2割半の夫婦は「イベントごとがあるとデートしたくなる」

・妻がデートしたくなるのは「家事や仕事のリフレッシュをしたいとき」、夫は「妻に感謝したいとき」


夫婦デートの効能とデート中のNG行動

・夫婦デートの効能 経験者の6割が「夫婦仲が良くなる」と実感 週一デートは「惚れなおす」効能も!

・夫婦デートのNG行動 妻のNG行動ワースト1位「普段着のまま」、夫のNG行動1位は「スマホばかりいじる」


子育てと夫婦デート

・子どものいる夫婦の“子連れデート” 平均頻度は月に2.5回

・子連れデートで困ったこと3位「荷物が多い」、2位は「周囲への気疲れ」、1位は「人気スポットに行きづらい」

・子育て期の夫婦にオススメのデートスポット 3位「遊園地」、2位「ファミレス」、1位は「動物園・水族館」

・子育てで大変になる前に……妊活中の夫婦にオススメなデート1位は「美味しいお店の新規開拓」

・妊活中の夫婦に子育てママがオススメするデートは「カフェデート」「映画館デート」「ドライブデート」


夫婦間のサプライズと予算

・「バレンタインはサプライズデートで夫を喜ばせたい」妻の半数以上が演出に乗り気!

・夫婦のサプライズは予算に注意!サプライズデートの予算「高すぎはNG」8割半、「安すぎはがっかり」5割半

・夫婦間のサプライズデート予算 パートナーに引かれない“安全圏”は「6,000円~9,000円」

・夫婦のホワイトデーは“3倍返し”でなくてOK?「プレゼントはどんなに安くてもがっかりしない」6割

・夫婦間のプレゼントで奮発し過ぎは逆効果?3万円のプレゼントは「家計へのダメージが心配」が5割

・妻が喜ぶプレゼントは「ブランド物」より「何気なく話題にしていたもの」や「少し豪華なスイーツ」


【調査結果】

■夫婦はデート不足?3組に1組は「夫婦二人のデートは一年間で0回」、5組に4組が「夫婦デートしたい」と回答
■乳幼児を子育て中の夫婦 半数近くは「夫婦のデートしていない」、「夫婦でデートがしたい」は8割半
■「恋人時代のようなラブラブデートしたい」夫は7割半、妻は6割強
■バレンタインは夫・妻をデートに誘うチャンス?2割半の夫婦は「イベントごとがあるとデートしたくなる」
■妻がデートしたくなるのは「家事や仕事のリフレッシュをしたいとき」、夫は「妻に感謝したいとき」


結婚して夫婦になったカップルは、夫婦二人きりのデートをどのくらい行っているのでしょうか。配偶者がいる20歳以上の男女(全回答者)1,000名に対し、最近一年間、どのくらいの頻度で夫婦二人きりのデートを行ったか聞いたところ、「週に1回程度」(13.6%)や「月に2・3回程度」(12.0%)と答える方が多く、平均頻度は月に1.7回となりました。一方、『最近一年で0回』は32.6%と、3組に1組の割合となりました。
結婚歴別にみると、新婚夫婦(結婚1年目)の平均頻度は月に4.1回、新米夫婦(結婚2・3年目)は月に2.7回、中堅夫婦(4~10年目)では月に1.3回、熟練夫婦(10年超)では月に1.5回となりました。また、『最近一年で0回』の割合に注目すると、新婚夫婦では0.0%、新米夫婦で15.2%、中堅夫婦では40.9%、熟練夫婦では34.6%となりました。結婚歴を重ねると、二人きりのデートを行わなくなる夫婦が増えるようです。
さらに、子どもの有無別にみると、子どもがいない方の平均頻度は月に4.1回、子どもがいる方では月に1.0回となりました。また、『最近一年で0回』の割合に注目すると、子どもがいない方では4.2%、子どもがいる方では41.5%となりました。乳幼児・園児の子どもがいる方は45.7%と、二人きりのデートを行わない割合が特に高くなっています。目の離せない小さな子どもがいるうちは、夫婦二人きりの時間の確保が難しくなってしまうようです。

次に、夫婦二人きりのデートをしてみたいと思うか聞いたところ、「非常にしてみたいと思う」が32.9%、「少しはしてみたいと思う」が47.7%となり、夫婦二人きりのデートを『してみたいと思う』は合計で80.6%となりました。5組に4組の夫婦が、夫婦二人きりのデートに行きたいと希望していることがわかりました。
また、子どもがいる方で夫婦デートを『してみたいと思う』割合は77.8%と8割近くなり、乳幼児・園児の子どもがいる方では84.6%と特に高くなりました。子育てで二人きりの時間を確保することが難しくなっても、夫婦二人きりのデートをしたい、との思いを抱いている方が多いようです。

さらに、恋人時代のようなラブラブなデートをしてみたいと思うか聞いたところ、『してみたいと思う』が69.4%で、男性は76.2%と、女性(62.6%)よりも高くなりました。夫婦になっても、恋人時代のようなデートを行いたいと思っている夫が多いことがわかりました。

それでは、どのようなときにパートナー(夫・妻)と二人きりでデートしたいという気分が盛り上がるのでしょうか。全回答者(1,000名)に聞いたところ、「結婚記念日などの夫婦の記念日のとき」が最も高く49.7%、次いで、「家事や仕事のことを忘れてリフレッシュしたいとき」(30.5%)、「イベントごと(バレンタインなど)があるとき」(26.6%)が続きました。夫婦の記念日やバレンタインなどのイベントがあるときに、夫婦デートをしたくなるようです。
男女別にみると、男性は「パートナーに感謝したいことがあるとき」(28.2%)や「ふとパートナーを愛おしく思えたとき」(23.0%)が女性よりも高く、女性は「家事や仕事のことを忘れてリフレッシュしたいとき」(36.6%)が男性よりも高くなりました。夫は妻に感謝の気持ちを伝えたいときや妻が愛おしく思えたときに、妻は家事や仕事で疲れたときに夫婦二人きりでデートに行きたい気分が盛り上がる傾向にあるようです。

■夫婦デートの効能 経験者の6割が「夫婦仲が良くなる」と実感 週一デートは「惚れなおす」効能も!
■夫婦デートのNG行動 妻のNG行動ワースト1位「普段着のまま」、夫のNG行動1位は「スマホばかりいじる」


夫婦二人きりのデートをすることには、どのような効能があるのでしょうか。最近一年で夫婦二人きりのデートをしたことがある方(674名)に対し、夫婦二人きりのデートをしてみて、良かったと思うことは何か聞いたところ、「夫婦仲が良くなる(夫婦円満が続く)」が60.5%で最も高く、「夫婦間で話題が増える」(42.1%)や「家事や仕事の活力になる」(27.7%)、「普段行けないお店に行ける(子ども連れで行きづらいお店や、一人で入りづらいお店など)」(27.6%)、「パートナーからの愛情を実感できる」(24.9%)が続きました。夫婦円満に役立ったり、家事や仕事の活力が湧いたりといった効能を実感している方が多いようです。
夫婦デートの頻度別にみると、週に1回以上という高い頻度で夫婦デートを行っている方は、「夫婦仲が良くなる」(71.8%)や「夫婦間で話題が増える」(48.0%)、「パートナーへの恋心が強くなる(惚れなおす)」(24.8%)などの割合が、頻度の低い方に比べて高くなりました。定期的に夫婦デートを行っている方は、夫婦間で話題が増えたり、パートナーを惚れなおしたりといった効能を感じているようで、それらの効能の結果として、夫婦円満が維持できると実感しているのではないでしょうか。

続いて、夫婦デートを楽しむために気をつけておきたいポイントを探るため、全回答者(1,000名)に対し、パートナーにされたら嫌な、デート中の“NG行動”について聞きました。
男性の回答に注目すると、妻にされたら嫌なデート中のNG行動ワースト1位は「普段着のままなど、おしゃれをしない」(26.2%)、2位は「スマホ(携帯電話)ばかりいじっている」(25.8%)、3位は「歳相応でない、度を越した若作りをする」(22.0%)となりました。ワースト3に、妻のファッションに関する行動が2つ挙がりました。二人きりのデートをするときは、普段着でなく、綺麗な格好をして欲しいと考えている夫が多いようです。そのほか、妻にされたら嫌なデート中のNG行動ワースト10には、「映画館や車の助手席で居眠りする」(8位、9.8%)や、「普段使いしている行き先ばかり選ぶ」、「家計の話や子育ての話ばかりする」(同率9位、9.0%)などが挙がりました。
女性の回答に注目すると、夫にされたら嫌なデート中のNG行動ワースト1位は「スマホ(携帯電話)ばかりいじっている」(46.0%)、2位は「自分勝手に話したり、話を聞いていなかったりする」(37.0%)、3位は「デートプランやお店にダメ出ししたり愚痴を言ったりする」(34.2%)となりました。ワースト3に、会話に関するNG行動が2つ挙がりました。自分勝手に話を進めてしまったり、ネガティブな言動をしたりすることがないよう、夫は気をつける必要がありそうです。また、「スマホ(携帯電話)ばかりいじっている」は、男女ともにワースト3にランクインするNG行動でした。夫婦二人きりの時間を楽しむために、夫婦は互いに“スマホいじり”に気をつけた方がよさそうです。そのほか、夫にされたら嫌なデート中のNG行動ワースト10には、「短時間で切り上げ、すぐに家に帰りたがる」(4位、27.4%)や「お酒を飲み過ぎて、ハメを外す」(5位、25.6%)、「他の女性のことを目で追う・やたらと褒める」(22.6%)などが挙がりました。

■子どものいる夫婦の“子連れデート” 平均頻度は月に2.5回
■子連れデートで困ったこと3位「荷物が多い」、2位は「周囲への気疲れ」、1位は「人気スポットに行きづらい」
■子育て期の夫婦にオススメのデートスポット 3位「遊園地」、2位「ファミレス」、1位は「動物園・水族館」
■子育てで大変になる前に……妊活中の夫婦にオススメなデート1位は「美味しいお店の新規開拓」
■妊活中の夫婦に子育てママがオススメするデートは「カフェデート」「映画館デート」「ドライブデート」


夫婦二人きりの時間を確保しづらい子育て中の夫婦は、子ども連れのデートをどのくらいの頻度で行っているのでしょうか。回答者のうち、子どもがいる方(761名)に対し、最近一年間、どのくらいの頻度で子ども連れのデート(夫婦揃って子ども連れでお出かけ)を行ったか聞いたところ、「週に1回程度」(27.5%)や「月に2・3回程度」(18.3%)と答える方が多く、平均頻度は月に2.5回となりました。定期的に、子どもを連れてデートを楽しんでいる夫婦が多いようです。

次に、最近一年で子ども連れのデートをしたことがある方(630名)に対し、子ども連れのデートで苦労をしたことは何か聞いたところ、「人気スポットなど、人混みが予想される場所に行きづらい」が42.4%で最も高く、次いで、「子どもが周囲に迷惑を掛けないか、気疲れする」(37.8%)や「子どもの衛生用品やおもちゃなどで荷物が多くなる」(29.8%)などが続きました。
男女別にみると、全ての項目で女性は男性よりも苦労したことがある割合が高く、「子どもが周囲に迷惑を掛けないか、気疲れする」(男性28.6%、女性46.7%、以下同順)や「子どもの衛生用品やおもちゃなどで荷物が多くなる」(19.6%、39.8%)、「出発前の準備や子どもの急なトイレなどで予定通りに進まない」(18.3%、36.1%)、「子どもの抱っこで腕が疲れる」(17.4%、32.6%)などでは、女性が男性よりも15ポイント以上高くなりました。子どもを連れてデートをする際、このような点で妻が負担を感じないように気を配ることのできる夫が、“イケダン(イケてる旦那さま)”と評価される夫なのかもしれません。

続いて、最近一年で子ども連れのデートをしたことがある方(630名)に対し、自身の経験から、子育て期の夫婦にオススメのデートスポットはどこか聞いたところ、1位は「動物園や水族館」(51.4%)、2位は「気軽に行けるファミリーレストラン」(48.4%)、3位は「テーマパークや遊園地」(46.3%)、4位は「ショッピングモール」(28.3%)、5位は「公園や街なかをぶらぶらお散歩」(27.5%)となりました。子どもが喜びそうなプレイスポットや、ファミリーレストランやショッピングモールがオススメのデートスポットのようです。

一方、子どもが産まれる前に行っておけば良かったと思っているデートスポットはどこでしょうか。自身の経験から、妊活中の夫婦にオススメのデートスポットはどこか聞いたところ、1位は「美味しい料理店の新規開拓」(30.3%)、2位は「おしゃれなカフェや喫茶店」(26.7%)、3位は同率で「おしゃれな居酒屋やバー」と「テーマパークや遊園地」(ともに24.8%)、5位は「なじみの居酒屋や飲食店」(23.8%)となりました。夫婦二人きりの時間を確保しづらくなる前に、美味しいお店を探すグルメデートやおしゃれなカフェや居酒屋でのデート、テーマパークや遊園地で思いっきり遊ぶデートを楽しんでおくことが、妊活期にオススメの過ごし方のようです。
男女別にみると、「おしゃれなカフェや喫茶店」(男性15.4%、女性37.6%、以下同順)や「映画館」(15.1%、28.2%)、「絶景スポットを巡るドライブ」(14.5%、28.5%)といったデートをオススメする割合が、女性は男性よりも高くなりました。子ども連れのデートの苦労を知っている子育てママは、自身の経験から、妊活期に夫婦二人でデートを楽しむのならば、カフェデートや映画館デート、ドライブデートがオススメできる、と考えているようです。

■「バレンタインはサプライズデートで夫を喜ばせたい」妻の半数以上が演出に乗り気!
■夫婦のサプライズは予算に注意!サプライズデートの予算「高すぎはNG」8割半、「安すぎはがっかり」5割半
■夫婦間のサプライズデート予算 パートナーに引かれない“安全圏”は「6,000円~9,000円」
■夫婦のホワイトデーは“3倍返し”でなくてOK?「プレゼントはどんなに安くてもがっかりしない」6割
■夫婦間のプレゼントで奮発し過ぎは逆効果?3万円のプレゼントは「家計へのダメージが心配」が5割
■妻が喜ぶプレゼントは「ブランド物」より「何気なく話題にしていたもの」や「少し豪華なスイーツ」


続いて、夫婦間でのサプライズデートやサプライズプレゼントについて、質問を行いました。
全回答者(1,000名)に対し、バレンタインデーやホワイトデーなどの機会に、パートナーがサプライズデートをセッティングすることをどう思うか聞いたところ、「非常にして欲しいと思う」が23.6%、「少しはして欲しいと思う」が44.7%となり、サプライズデートを『して欲しいと思う』は合計で68.3%となりました。夫婦二人きりのデートをしたい気分が盛り上がるバレンタインなどの機会に、サプライズデートが用意されていたら、嬉しいと思う方が多いようです。
子どもの成長段階別にみると、乳幼児・園児の子どもがいる方は『して欲しいと思う』が76.9%となり、そのほかの成長段階の子どもがいる方や、子どもがいない方に比べて高くなりました。普段夫婦二人きりの時間を確保しづらい小さな子どもがいる方は、サプライズデートに対する喜びが大きいのかもしれません。

続いて、バレンタインデーやホワイトデーなどの機会に、自身がサプライズデートをセッティングしてみたいと思うか聞いたところ、「非常にしてみたいと思う」が19.1%、「少しはしてみたいと思う」が44.5%となり、サプライズのセッティングを『してみたいと思う』は合計で63.6%となりました。パートナーに喜んでもらうために、バレンタインデーやホワイトデーをサプライズデートで演出したいと考えている方が多いようです。
男女別にみると、男性は『してみたいと思う』が71.0%、女性でも56.2%となりました。過半数の妻は、バレンタインデーにサプライズデートの“しかけ人”となって、夫を喜ばせたいと考えているようです。また、女性以上にサプライズデートに乗り気な男性が多いため、ホワイトデーには、夫からのサプライズのお返しも期待できるかもしれません。

さらに、家計のことを忘れて思いっきり贅沢をするデートをしてみたいと思うか聞いたところ、「非常にしてみたいと思う」が47.8%、「少しはしてみたいと思う」が36.2%となり、贅沢デートを『してみたいと思う』は合計で84.0%となりました。バレンタインデーやホワイトデーなどの機会にサプライズデートをするならば、普段よりも豪華なデートプランを用意すると、より喜ばれるのかもしれません。

しかし、豪華なデートプランを用意する場合でも、夫婦間で相談なく、お金の使い途を決めてしまうことははばかられるものです。そこで、サプライズデートやサプライズプレゼントの予算について、夫婦の許容範囲を探る質問を行いました。
全回答者(1,000名)に対し、パートナーがセッティングしたサプライズデートの予算が(自分が思うよりも)高すぎたらNGだと思うか、また、安すぎたらがっかりするかを聞いたところ、「高すぎはNGだと思う」は84.3%、「安すぎはがっかりする」は54.1%となりました。高すぎたり安すぎたりすると、せっかくのサプライズデートもよくない印象を与えてしまうようですが、特に、予算のかけすぎには注意したほうがよさそうです。

それでは、具体的にはどの程度のデート予算だと、高すぎると感じたり、安すぎると感じたりするのでしょうか。
全回答者(1,000名)に対し、サプライズデートの例として、“パートナーがセッティングしたディナーデート”を挙げ、高すぎてNGだと感じる予算を聞いたところ、「二人分で9,000円のディナー」が高すぎてNGだと感じる割合は6.5%、「二人分で1万円のディナー」は24.0%、「二人分で2万円のディナー」は51.4%となりました。お会計が1万円以上になるとおよそ4人に1人が、2万円以上になると2人に1人が高すぎてNGだと感じることがわかりました。予算1万円を境に、サプライズをしても喜ばれないリスクが高まるようです。
一方、安すぎてがっかりする割合は、「二人分で6,000円のディナー」で6.8%、「二人分で5,000円のディナー」で15.5%、「二人分で3,000円のディナー」で26.9%、「二人分で1,000円のディナー」で52.6%となりました。二人分で5,000円以下になると、安すぎてがっかりされるリスクが高まるようです。
以上から、夫婦間でサプライズデートを企画する場合、高すぎや安すぎだと思われるリスクが小さくなる安全圏の予算は、二人分で6,000円~9,000円程度といえそうです。

同様に、バレンタインデーやホワイトデーにパートナーから貰うサプライズプレゼントの予算について、(自分が思うよりも)高すぎたらNGだと思うか、また、安すぎたらがっかりするかを聞いたところ、「高すぎはNGだと思う」は71.8%、「安すぎはがっかりする」は40.9%、「安すぎてもがっかりしない」が59.1%となりました。プレゼントの場合は、値段は安くても気にしない方が多数派のようです。バレンタインデーのお返しは“3倍返しが相場”などと言われることもありますが、夫婦間では、このような慣習は必要ないのではないでしょうか。

さらに、バレンタインデーやホワイトデーにパートナーから貰うプレゼントで高すぎてNGだと感じる予算を聞いたところ、「9,000円のプレゼント」は10.3%、「1万円のプレゼント」は24.9%、「2万円のプレゼント」は38.0%、「3万円のプレゼント」は47.4%となりました。家計への影響が心配になってしまうためか、1万円のプレゼントでは2割半が、3万円では半数近くが高すぎてNGと感じるため、せっかくプレゼントを贈っても逆効果になってしまうリスクが高そうです。
一方で、安すぎてがっかりする割合は、「3,000円のプレゼント」で9.2%、「2,000円のプレゼント」で13.6%、「1,000円のプレゼント」で27.5%、「500円のプレゼント」で35.7%となりました。
以上から、夫婦間のバレンタインデーやホワイトデーのプレゼント予算は、3,000円~9,000円程度が安全圏だと考えられそうです。

夫婦間のサプライズ予算の許容範囲がわかりましたが、実際には、どのようなサプライズプレゼントが贈られているのでしょうか。また、どのようなサプライズプレゼントが喜ばれるのでしょうか。
男性(500名)に対し、これまでに妻を喜ばせるために、贈ったことのあるサプライズプレゼントは何か聞いたところ、「ブランドアクセサリー(ネックレスや指輪など)」(30.8%)が最も高く、次いで、「ブランド小物(バッグや財布など)」(27.0%)や、「手料理」(21.2%)、「花束」(20.0%)、「おしゃれな雑貨」(16.4%)が続きました。ブランド物のファッショングッズをサプライズでプレゼントしたことのある夫が多いようです。
対して、女性(500名)に対し、夫からサプライズで貰ったら嬉しいプレゼントは何か聞いたところ、「ブランドアクセサリー(ネックレスや指輪など)」(31.8%)や「ブランド小物(バッグや財布など)」(30.0%)も上位となりましたが、それらのブランド物よりも多くの女性が貰ったら嬉しいと感じるプレゼントだったのは、「何気なく話題にしていた(欲しがっていた)もの」(41.2%)や「有名店などのちょっと良いスイーツ」(32.4%)でした。夫が贈ったことのあるプレゼントと妻が喜ぶプレゼントの間にギャップが見受けられました。妻が何気なく発した一言を覚えていて、忘れたころにさり気なくプレゼントをしたり、ふだんよりも少しだけ奮発したお菓子を買って帰ったりといった行動が、お金のかかるブランド物を贈るよりも喜ばれる傾向にあるようです。


【調査概要】
調査タイトル:夫婦デートに関する調査
調査対象: ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする配偶者がいる20歳以上の男女
調査期間:2016年1月7日~1月14日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル(有効回答から20代・30代・40代・50歳以上×男女が均等になるよう1,000サンプルを抽出)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[ゲンナイ製薬]
 マイページ TOP