「ブランドスローガンの浸透」と「社内コミュニケーション活性化」に関するアンケート調査(上場企業に務める役員、社長、または事業本部長クラス対象) 

2016年02月10日
ヤマハ発動機は、上場企業の幹部社員300名を対象に、社内のブランドスローガン浸透と社内コミュニケーションの活性化に関するアンケート調査を行いました。

企業の課題として昨今取り上げられることの多くなっているこの2つの課題が、どんな企業においても事業成功に紐付く大切な役割を果たすことと考え、企業がどの程度取り組みを行っているのか、またどのような対策を行っているのかを調査致しました。

【調査結果トピックス】

・ブランドスローガン等の社内浸透法、今の取組に自信なし?!多くの企業は、ブランドスローガン社内浸透の良策を見つけられていない?!

・現代の社内コミュニケーションツールはグループウェアが絶対条件!ルーティーンへの取り入れも重要?

・社内浸透のカギは社員を巻き込むこと?!社員参加型の取り組みで話題浸透効果が増大!!


(*ブランドスローガンとは企業のビジョン、ミッション、経営理念等を伝えるキーメッセージ全般を指しています。)

【調査結果】

■ブランドスローガン*等は9割以上の企業に存在しており、8割以上が社内への浸透に向けて取り組みを行っている。

自身の所属する企業について、全社員に浸透させたいブランドスローガンやそれに準ずる経営理念などがあるかという質問に対して、9割以上の人が「ある」という回答をしました。それらの社内浸透を目指して何かしらの取り組みを行う意向があるという回答も、99%とほぼ全てということがわかりました。

■今の取り組みの効果に自信なし?!多くの企業は、ブランドスローガン社内浸透の良策を見つけられていない?! 社内を巻き込むことが浸透のカギ?

ブランドスローガン等の伝え方、浸透方法はどのように行われているのか?これについては、意見が割れましたが、最も多くの人が挙げた対策は、社内報での周知となりました。しかし、この効果について実感を得ている、または効果がありそうと感じている人はその半数ほどしか居りませんでした。

逆に実際の導入数に対して、効果、期待値の割合が高かったものとしては社内行事が挙げられます。一方的に伝える媒体での活動よりも、実際に社内の人間が関わる事によって、物事を伝えることが出来るのではないか?ということが見えてきました。

■ブランドスローガンの浸透と愛社精神はリンクしない?!

「ブランドスローガンの浸透」それにはどんな意図が含まれているのか?という問に対しては、「全社共通の目的意識の強化」と考える人が8割、「社内コミュニケーション活性化に活かせる」と考える人は1割程。過去日本の多くの企業で必要と叫ばれていた「愛社精神」を目指す意見はごく少数という結果になりました。

■現代の社内コミュニケーションツールはグループウェアが絶対条件!
ルーティーンへの取り入れも重要?

社内コミュニケーションの活性化に取り組む企業は約9割とほとんどの企業が実施していることがわかりました。それはどんな取り組みなのか?を調べたところ、「社内掲示板やグループウェア導入など、インターネットやデジタルを利用した施策」を実施している、または実施予定という回答が最も多く、約7割の企業が前向きの意見を寄せました。また、それに対する期待値がほとんど一致する形となりました。

ここから、現代のコミュニケーションツールとして、デジタルでコミュニケーションの活性化を狙う事が、一種の必要条件の様になっていることが分かりました。

また他の施策と違い、既存の業務であった連絡法をシフトするという、日々のルーティーンに取り入れられるものを変化させたことが、自然とコミュニケーションの活性化につながったものと考えられます。

前項目でブランドスローガン浸透期待値の高かった、社内行事の項目は、「社内旅行や大運動会」「社内公募施策」「ストレッチや運動」という項目に該当しますが、現状の導入率や期待値は少ない結果となりました。

最後に、社内コミュニケーション活性化が行われない場合、どのようなマイナス影響が出る(出た可能性がある)と思われるか?という質問では、マイナス影響が出る可能性が高いと考えられる項目は、実施すれば逆にモチベーションの維持を期待できる項目である。ということが全体から見て取れました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査日:2016年1月14日~18日
調査エリア:全国
有効回答数:300社・300名
調査対象条件:上場企業に務める役員、社長、または事業本部長クラスの者
調査実施部署:ヤマハ発動機株式会社コーポレートコミュニケーション部 ブランド推進グループ
調査会社: 楽天リサーチ

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