2016年乳幼児のスマートフォン利用に関する調査(0~5歳の子をもつ20代~40代女性対象) 

2016年02月17日
MMD研究所は、0~5歳の子をもつ20代~40代でスマートフォンを所有している女性556人を対象に「2016年乳幼児のスマートフォン利用に関する調査」を実施。

【調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ 乳幼児のスマートフォン接触は57.1%、うち29.6%が「ほぼ毎日」スマートフォンに接触している

■ 子どもとスマートフォンでしていること「動画を見ている」「写真を撮ったり、見て遊んでいる」
「子ども向けのゲームアプリで遊んでいる」が上位

■ 子育てにおけるスマートフォンの役割
「静かにさせるため」「一緒に遊ぶため」「教育・知育が出来る」が上位

■ 7割の母親が早い時期から子供がスマートフォンに接触することに「反対」している

【調査結果】

■ 乳幼児のスマートフォン接触は57.1%、うち29.6%が「ほぼ毎日」スマートフォンに接触している

0~5歳の子をもつ20代~40代でスマートフォンを所有している女性556人を対象に、お子さんと普段スマートフォンを使って(動画・音楽視聴、写真撮影、ゲームアプリなど)一緒に遊ぶことがあるかという質問をしたところ、「子どもとはスマートフォンで遊ばない」という回答が42.8%と最も多く、次いで「親のスマートフォンを使って子供と一緒に遊んでいる」が33.8%、「親のスマートフォンを使って1人でも遊ばせている」が18.3%となった。
子どもの年齢別で見ると、1~3歳の子を持つ女性の約4割が「親のスマートフォンを使って子供と一緒に遊んでいる」となり、5歳の子を持つ女性の43.5%が「親のスマートフォンを使って1人でも遊ばせている」ことがわかった。

続いて、子どもがスマートフォンで遊んでいると回答した人(N=318)を対象に、スマートフォンへの接触頻度について聞いたところ、「週に2~3回程度」が32.1%と最も多く、次いで「ほぼ毎日」が29.6%、「週1回程度」が16.7%と合わせて78.4%が週1回以上接触していることがわかった。
子どもの年齢別で見ると、3~5歳の子どもの3割以上が「ほぼ毎日」接触しており、年齢が上がるにつれて、接触頻度が高い傾向にあることがわかった。

■ 子どもとスマートフォンでしていること「動画を見ている」「写真を撮ったり、見て遊んでいる」
「子ども向けのゲームアプリで遊んでいる」が上位


子どもがスマートフォンで遊んでいると回答した人(N=318)を対象に、お子さんとスマートフォンでしていること(複数回答)を聞いたところ、「動画を見ている」が61.9%と最も多く、次いで「写真を撮ったり、見て遊んでいる」が53.5%、「子ども向けのゲームアプリで遊んでいる」が43.4%となった。

■ 子育てにおけるスマートフォンの役割
「静かにさせるため」「一緒に遊ぶため」「教育・知育が出来る」が上位


子育てにおいてスマートフォンはどんな役割をしているか(複数回答)をきいたところ、「静かにさせるため」が31.8%と最も多く、次いで「一緒に遊ぶため」が26.4%、「教育・知育が出来る」が21.4%という結果となった。
ちなみに「子育てではスマートフォンを必要とない」と回答した人は29.9%だった。

■ 7割の母親が早い時期から子供がスマートフォンに接触することに「反対」している

子供が早い時期からスマートフォンに触れることに対してどのように思っているかを聞いたところ「賛成」が4.1%、「やや賛成」が25.9%と合わせて30.0%が賛成と回答した結果に対し、「やや反対」が49.5%、「反対」が20.5%と合わせて70.0%が反対していることがわかった。


【調査概要】
調査期間:2016年1月19日~1月20日
有効回答:556人
調査方法:インターネット調査
調査対象:0~5歳の子をもつ20代~40代でスマートフォンを所有している女性556人

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[MMD研究所]
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