「若年層白書」2015年版(15~24歳までの男女対象) 

2016年02月18日
インテリジェンスが運営する求人情報サービス「an」は、全国の15~24歳までの男女2,472名のライフスタイルやアルバイト、将来・仕事観についてまとめた「若年層白書」2015年版を発表。

■「若年層白書」2015年版 概要

15~24歳の若者と、人事・採用担当者を対象とした調査結果をまとめて分析する「an若年層白書」。4年目となる今年は、「人材採用難のいま勝ち残る、アルバイトが辞めない職場づくり」をテーマとし、経年の調査に加え、識者や現役若年世代と「an」編集長の対談も実施。「さとり世代」とも呼ばれている今の若者と、アルバイトの採用・育成現場の状況を徹底解剖いたします。
対談第一弾では、日テレ「ZIP!」のコメンテーターとしてもおなじみの若者研究家の原田曜平さんをお迎えし、「バイト観のリアルから知る今どきの若者の気持ち」を分析します。2/26公開の第二弾では、今春高校を卒業することが決まったばかりの現役女子高生の藤田ニコルさんをお迎えして、「アルバイト現場での若者と大人のギャップはどうやって埋めれば良いのか?」をテーマに、若年のリアルな声と、雇用側の大人の意識のギャップの解消方法について考えていきます。

【調査結果概要】

・アルバイト探し重視点の1位は「シフトの融通度」(49.6%) 学業や付き合いで忙しくシフト融通の優先度は上がっている。

・アルバイトの探し方は、複数のきっかけ(平均1.6)があり、複数の求人サイト(平均2.9サイト)を利用するのがスタンダード。「ブラックバイト」報道の影響もあり、ネット検索や実際に働いている人に聞くなど、就業前に情報収集する人が増えている。

・理想のマネジメントでは、若者が「フォローしてくれて楽しく働かせてくれる」ことを望んでいるのに対し、雇用側は「やる気にさせて成長させる」ことを理想としていて、ギャップが生まれている。

・アルバイト経験のある若者の半数(47.9%)が、アルバイト先で店長・上司とのコミュニケーションで悩んだことがある。悩みの内容は、相談しづらい雰囲気、態度・言葉遣いが怖い、シフトが通らないなど


【白書概要】

・第1部 社会の変化 …厳しい環境と多様な選択肢のある時代に生きる若者
時代背景やお金に対する意識、使用メディアの割合やコミュニケーション方法、恋愛・結婚の意識変化などを調査し、分析。

・第2部 アルバイトの選び方 …メリットのある働き方を希望する忙しい若者
時間の使い方の変遷によるアルバイトの探し方への影響、志向性を分析し、雇用側とのよりよいマッチングを模索。

・第3部 アルバイトの働き方 …楽しく働きたい若者と成長させたい大人のすれ違い
若者が望むアルバイトの働き方、理想のマネジメントは変化し、雇用側とのミスマッチも。リアルなバイト観や満足度を分析。

・第4部 将来に役立つ力 …若者が働くことを楽しみ続けられるために
将来観として、幸せに必要なことやなりたい職業を調査。アルバイト経験が将来に活きることをどのように伝えていくべきか。


【調査概要】
<若者調査>
調査期間:2015年7月28日~7月30日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象者:15~24歳の男女
有効回答数:2,472件
※年代別のアルバイト経験者・未経験者の割合に沿ってサンプル構成をウェイトバック調査

<人事・採用担当者調査>
調査期間:2015年7月29日~7月31日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象者:アルバイト領域/新卒採用領域の人事・採用関係者
有効回答数:1,200件

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[インテリジェンス]
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