「インターネットバンキング」に関する調査 

2016年02月25日
ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、『モラタメ.net®』会員のうち20歳以上69歳以下の男女を対象に「インターネットバンキング」に関するWEBアンケートを実施いたしました。調査期間は2016年1月30日(土)~1月31日(日)。有効回答は1,198人から得ました。

【調査サマリ】

・6割以上の人がインターネットバンキングを利用している
 利用する銀行を選ぶ際に重視していることは「手数料の安さ」

・インターネットバンキングの利用用途は「振込・送金」が最多
 利用していない理由は「特に不便を感じない」「セキュリティが不安」

・セキュリティと利便性の両立が課題

【調査結果】

■6割以上の人がインターネットバンキングを利用している
 利用する銀行を選ぶ際に重視していることは「手数料の安さ」


インターネットバンキングの利用について聞いたところ、「利用している(62.2%)」、「利用したことはあるが、現在利用していない(9.1%)」、「利用したことがない(28.7%)」という結果となりました。年代別に見てみると、40代の利用率が67.4%と最も高く、次いで30代が66.0%でした。働き盛り、子育て奮闘中で忙しい人たちにとっては、パソコンやスマートフォンで移動などの隙間時間に手続きできることが利点なのかもしれません。

インターネットバンキングを利用している人に、銀行を選ぶ際重視している点について聞いたところ「手数料の安さ(60.8%)」が最も高く、次いで「セキュリティの高さ(34.5%)」、「サイトの使いやすさ(30.6%)」という順となりました。

■インターネットバンキングの利用用途は「振込・送金」が最多
 利用していない理由は「特に不便を感じない」「セキュリティが不安」


インターネットバンキングを利用している人に用途を聞いたところ、1位「振込・送金(73.0%)」、2位「口座の残高照会・入出金明細の確認(58.4%)」、3位「インターネットショッピングなどの決済(43.0%)」となりました。(図3) 利用頻度の高い決済関連の用途が1位と3位に入ったことから、前項で述べたインターネットバンキング利用時の最重視ポイントが「手数料の安さ」であることと結びつく結果と言えそうです。

一方で、インターネットバンキングを「利用したことがない(28.7%)」、「利用したことはあるが現在利用していない(9.1%)」人にその理由を聞いたところ、「特に不便を感じていないから(45.3%)」、「セキュリティが不安だから(41.3%)」が上位となり、割合も他の項目より2倍以上大きくなりました。インターネットバンキングの利用に積極的でないのは、セキュリティ面での不安が要因となっていることがわかりました。

■セキュリティと利便性の両立が課題

インターネットバンキングについて、感じている不満や改善してほしいことを聞いたところ、多く挙げられたのは「セキュリティに対する不安」でした。一方で、ログイン操作が煩雑なため「利用のしやすさ」を求める声も多くあり、セキュリティの高さと利便性の両立が課題となっているようです。その声の詳細を一部ご紹介します。

最近はパスワード変更や秘密の質問、その他あまりに面倒でかえって使いにくい。利便性の為に生まれたネット銀行が今は逆に使いにくい。(40代・男性)
インターネット取引は、自分で印刷などをしないと控えが手元に残らないので、少し心配な面がある。ネット専用の銀行だと通帳すらないので、自分に何かあった時に口座の存在が宙に浮きかねないという気がする。(40代・女性)
問い合わせがメールでしかできないのは不便。人と会話して解決したい問題もあるので、電話での問い合わせも可能だとありがたい(50代・女性)


【調査概要】
「インターネットバンキング」に関するアンケート
・調査期間:2016年1月30日(土)~1月31日(日)
・調査手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートASP』を利用し、『モラタメ.net®』会員のうち20歳以上69歳以下の男女を対象に「インターネットバンキング」に関するWEBアンケートを実施。有効回答は1,198人から得た。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ドゥ・ハウス]
 マイページ TOP