プログラミング言語別 平均年収ランキング 

2016年02月25日
ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」は、「プログラミング言語別 平均年収ランキング」を発表。

このランキングは、スタンバイに掲載されている正社員の求人情報のうち、各プログラミング言語名が含まれる求人情報の給与金額の平均値を集計したものです。本調査により、1位の「Python」と12位の「アセンブラ」では年収で約200万円の差があることが分かりました。

【調査結果】

機械学習(人工知能)のニーズの高まりもありランキング1位は「Python」
ITRの「IT投資動向調査2016」*1によると国内企業のIT予算は安定的な増加基調で、ビッグデータの活用やIT基盤の統合、再構築などへの関心が高いため、企業のIT人材への求人ニーズは衰えず、転職市場は活況が続と考えられます。
スタンバイが調査した「プログラミング言語別 平均年収ランキング」によると、「Python」が平均年収651万円で1位という結果でした。「Python」を使用する業務の求人情報には、「機械学習エンジニア」「ロボット向けアプリケーション開発」といったものが見受けられ、第3次AI(人工知能)ブームを受けてさらに需要が高まると考えられます。
また、2位には「Perl」、3位には「Ruby」がランクインしました。「Ruby」は日本で生まれた言語ですが、「Ruby」を使用する業務の求人情報はベンチャー、スタートアップ企業の求人をはじめとして1万件以上掲載されており、大きく普及してきていることがうかがえます。

第1位 「Python」(651万円) 求人掲載数 9,175件
第2位 「Perl」(633万円) 求人掲載数10,905件
第3位 「Ruby」(606万円) 求人掲載数11,694件
第4位 「C言語」(597万円) 求人掲載数13,649件
第5位 「Javascript」(555万円) 求人掲載数18,298件
第6位 「PHP」(538万円) 求人掲載数23,735件
第7位 「Scala」(531万円) 求人掲載数557件
第8位 「Java」(500万円) 求人掲載数56,753件
第9位 「Swift」(483万円) 求人掲載数715件
第10位 「Objective-C」(475万円) 求人掲載数3,389件
第11位 「COBOL」(446万円) 求人掲載数2,231件
第12位 「アセンブラ」(441万円) 求人掲載数837件

求人数が最も多い「Java」の平均年収は499万円(8位)「Scala」や「Swift」もトップ10にランクイン
平均年収499万円で8位にランクインしている「Java」は、ランキングのなかでも最多の56,000件以上の求人が掲載されており、さまざまな開発現場で需要が高い言語であると考えられます。また、2003年に開発された「Scala」は国内でもIT企業を中心に実用化が進み、求人数は少ないものの、新サービスの開発に携わる求人情報などが掲載されていました。また、2014年に公開されたばかりの「Swift」も9位にランクインしています。


【調査について】
調査日:2016年2月15日
調査対象:スタンバイに掲載されている正社員の求人のうち、各プログラミング言語名が含まれる求人。
給与金額:掲載されている給与金額の平均値を記載。給与非公開の求人についてはスタンバイの給与推定アルゴリズムから算出。
※年収200万円未満および、2,000万円以上の求人は本調査の対象外としています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ビズリーチ]
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