オークション/フリマサービスのスマホ、PCからの利用状況 

2016年02月23日
ニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView (ニールセン・モバイル・ネットビュー)およびPC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView (ニールセン・ネットビュー)の2016年1月データをもとに、オークション/フリマサービスの利用状況を分析し結果を発表しました。

・スマホユーザーの47%にあたる2,656万人がオークション/フリマサービスを利用

・スマホからの利用者数では「ヤフオク」が1位、「メルカリ」は前年比2.1倍で2位

・「ヤフオク」、「メルカリ」ともにアプリの利用者数が増加

・「ヤフオク」、「メルカリ」ともに40歳以上の増加率が最も高い


オークション/フリマサービス全体のPCとスマートフォンからの利用者数およびひとりあたりの利用回数の3年間の推移です。2014年1月時点ではPCとスマートフォンからの利用者数はほぼ同程度であったのが、翌年PCは20%減少し、逆にスマートフォンは50%以上増加しました。2016年1月時点では両デバイスともに一昨年ほどの大きな変化は無いものの、昨年同月比でPCは5%減少、スマートフォンは利用者数を10%増やし2,656万人となりました。これはスマートフォン利用者の47%にあたります。また、ひとりあたりの利用回数をみると、PCは横ばいであるのに対しスマートフォンは増加傾向となり、2016年1月時点ではスマートフォンからの利用回数はPCからの約3倍となっていることがわかりました。

スマートフォンから最も利用者の多かったサービスは「Yahoo! オークション(以下ヤフオク)」で1,768万人でした。「ヤフオク」の利用者数は昨年同月比ほぼ横ばいですが、アプリからの利用者に着目してみると270万人増加しており、2016年1月ではアプリからの利用率は44%となりました。2位となったのは「メルカリ」で、1年間で434万人増加して2.1倍に利用者数を伸ばし、816万人になりました。また、「メルカリ」はアプリからの利用者が全体の95%を占めていました。

次に、アプリ利用者の年代別利用者数を表したものをみると、両サービスともに全世代でアプリからの利用者を伸ばしているなかで、「ヤフオク」は40歳以上の利用者数が多く383万人でした。「メルカリ」は29歳以下の利用者数が最も多く356万人となっていました。各年代の増加率でみると、両サービスともに40歳以上が最も高くなっていました。また、「ヤフオク」では40歳以上の67%が男性で、「メルカリ」では29歳以下の68%が女性となっていました。

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[ニールセン]
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