キャリアアップに対する考え方や派遣会社の教育訓練体制などについての意識調査(派遣社員対象) 

2016年03月09日
デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所は、N-Academyと共同で、キャリアアップを目指す派遣社員を対象に、キャリアアップに対する考え方や派遣会社の教育訓練体制などについてのアンケート意識調査を実施。

アンケートの結果、実に82%の人が「具体的なキャリアビジョンが不明確」「思い描くキャリアビジョンはあるがそれに向けてどう動けばよいかわからない」など、キャリアアップに関する悩みや課題を抱えていることが明らかとなりました。

また、「受けたい講座がない」「学ぶ時間・環境がない」「段階的・体系的な教育体制がない」などの理由で、派遣会社の教育訓練体制に不満を持つ人が6割に上ることが明らかとなりました。キャリアアップを目指す派遣社員の多くは、「無料・優待価格の講習」「資格取得支援」「個々のキャリアアップに沿った教育プラン」「eラーニング」「専門的な業務に特化した講座」を希望していますが、これらが十分に提供されておらず、派遣労働者の意欲やニーズの多様化に派遣会社が十分に応えられていない現状が浮き彫りとなった形です。

【調査結果にみるポイント】

■ 意外と知られていない改正労働者派遣法、派遣社員の6割が「知らない」

■ 3年後は「派遣先に正社員等で直接雇用」目指すも82%がキャリアアップに悩み

■ 6割が「不満」、“受けたい講座” “利用したい教育研修”が派遣会社にはない?!

■ 意欲的な派遣社員に応えるキャリア形成支援のニーズ高まる

■ 「キャリアアップにつながる学習プランの提案・提供」「時間・場所を問わず学べる環境整備」「講座内容の充実」がカギ



【調査概要】
・調査目的 :派遣社員を対象に、キャリアアップに対する考え方や派遣会社の教育訓練体制、2015年9月施行の改正労働者派遣法に対する意識調査を行い、派遣労働におけるキャリア形成・能力開発の現状と問題点を明らかにする。
・調査期間 :2016年2月19日(金)~2月22日(月)
・調査方法 :Webアンケート方式
・調査地区 :全国
・調査対象 :キャリアアップを目指す全国の派遣社員 計100名

【回答者属性】
・性別:男性(41%)、女性(59%)
・年代別:20代(12%)、30代(31%)、40代(40%)、50代(13%)、60代(4%)
・居住地域:北海道(2%)、東北(3%)、関東(46%)、中部(12%)、近畿(27%)、中国(1%)、四国(2%)、九州(7%)
・登録派遣会社数:1社(27%)、2~3社(54%)、4~5社(11%)、6社以上(8%)
・就業状況:就業中(50%)、求職中(50%)
・職種:営業・事務(25%)、技術(4%)、研究・開発(2%)、サービス・教師(4%)、専門職・SE (3%)、その他(12%)

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