退職金・企業年金に関する会社員の意識調査(会社員対象) 

2016年03月16日
IICパートナーズは、「退職金・企業年金に関する会社員の意識調査」を実施しましたので、その結果について発表いたします。

【調査結果の概要】

・「半分も」知っているのか、「半分しか」知らないのか。自分の勤務先の退職金・企業年金制度。

・企業と従業員のコミュニケーションの改善が必要なケースも多そう。不安・不満解消のためにも、きちんと説明を。

・みんなが知りたい「どのように増え、いくらもらえるのか」


【調査結果】

1.「半分も」知っているのか、「半分しか」知らないのか。自分の勤務先の退職金・企業年金制度。

将来、とくに老後への不安が高まっているなか、その重要性があらためてクローズアップされつつある退職金・企業年金。では会社員として働く人々は、自分の勤務先の制度について、どれくらい知っているのでしょうか。

アンケート結果では、「知っている」という側の答えを選んだ人が自分の勤務先になんらかの制度がある人のうち半数を少し上回りました。とはいえこれは、残る半分近くの人は「知っている」とは言い切れないということでもあります。退職金・企業年金はいずれ自分が受け取ることになるはずのもの。人生設計や将来の計画を立てるうえでも、そして老後の不安を軽減するうえでも、こうした情報を「知っている」といえる人がもっと多くなることが必要ではないでしょうか。

2. 企業と従業員のコミュニケーションの改善が必要なケースも多そう。不安・不満解消のためにも、きちんと説明を。

「知っている」といえる人の数が半数にとどまっている理由のひとつは、どうやら企業側の姿勢にありそうです。会社からの説明については、「されている」と感じている人よりも、「されていない」と感じている人の方が多いという結果となりました。

将来や老後の不安が強まる大きな原因のひとつは「どうなるかわからないから、なんとなく感じる漠然とした不安があること」ではないでしょうか。企業がこうした不安をできるだけ取り除けるよう適切なコミュニケーションを図ることは、従業員にとって働きやすい環境を整え、満足度向上をめざすという観点からも重要といえるでしょう。

3. みんなが知りたい「どのように増え、いくらもらえるのか」

では、将来の不安の軽減や不満の解消につながるような、退職金・企業年金について「知っておきたい」情報とは、一体何なのでしょうか。
アンケートにおいて、8割を超える圧倒的な支持を集めたのは「もらえる金額」でした。次いで、7割近くの人が「制度内容」をあげています。


【調査概要】
実施時期 : 2016年1月
実施方法 : インターネットによるアンケート
調査対象 : 20代 ~ 50代の会社員(正社員)
回答総数 : 1000

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[IICパートナーズ]
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