日本リサーチセンターは、自主調査として、メディア利用に関する調査を企画・実施いたしました。

【調査結果の要約】

●毎日利用するメディアとして、テレビは突出した存在感。WEBサイトとSNSの利用が堅調に増加
・テレビは「ほぼ毎日利用」が92%と突出して多い。
 これに次いで紙の新聞が54%、WEBサイトとSNSが40%と続く。
・週1日以上利用率の時系列変化では、WEBサイト、SNSは増加傾向が継続。
 2013年から2014年にかけて、紙の新聞は減少し、動画共有サイトは増加したが、いずれも2014年から2015年の1年間では大きな変化はない。テレビは97%の高水準を維持。

●各メディアの今後利用意向率は年代で大きな差
・紙の新聞の今後利用意向率は、60代以上の89〜91%に対し、20代以下は39〜40%にとどまる。
 逆にSNSの今後利用意向率は、20代以下の81〜84%に対し、60代以上は1割未満である。動画共有サイト、WEBサイトも、SNS同様に年齢が低いほど利用意向率が高い。

●新聞の月ぎめ購読率は67%、閲読率は71%
・新聞の月ぎめ購読率は「朝刊のみ」が45%、「朝刊・夕刊とも」が22%で合計67%。
 年代差が大きく、50代以上は79〜90%に対し、20〜30代では過半数が「購読していない」。
・購入に限定しない<閲読率>(よく読む新聞が1紙以上ある)は、全体で71%である。

●「食事をしながらテレビを見る」人は90%
・普段の生活でのテレビとの接し方として、「食事をしながらテレビを見る」が「よくある」+「時々ある」という人が90%と多い。
 また、「好きなテレビ番組があり、毎回見逃さないようにしている」「テレビCMを見てその新商品が発売されたことを知る」もそれぞれ約80%と多い。日常生活の中でテレビは依然として大きな存在である。

●ネット上の広告の視聴率は全体では1割程度だが、20代以下ではやや高め
・「動画共有サイトで動画の前に挿入されている広告動画(CM)を最後まで見る」「WEBサイトやSNS上で表示されるバナー広告や広告記事を見に行く」が「よくある」+「時々ある」計は、いずれも全体では12%にとどまるが、20代以下では2〜3割と多くなる。
・また、20代以下では、「インターネットの動画共有サイトにアップされたテレビ番組を見る」も44〜46%と高め。


【調査概要】
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員による個別訪問留置調査
・調査対象:全国の15〜79歳男女個人
・有効回収数:1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・サンプリング:毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間・2015年9月調査 2015/8/29 〜 2015/9/10

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[日本リサーチセンター]
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