「もし生まれ変わったら、就いてみたい職業」に関する調査(20歳~59歳の男女対象) 

2016年03月31日
オウチーノ総研は、首都圏在住で20歳~59歳の男女1,164名を対象に、「『もしもの話』に関するアンケート調査」を行った。

「もし生まれ変わったら、就いてみたい職業は何ですか?」と質問した。結果、「会社員」が最も多く7.6%、「芸能人(俳優・声優・歌手・ミュージシャン・タレントなど)」が7.3%、「医師」が5.5%、「公務員」が4.0%、「スポーツ選手」が3.8%と続いた。また、「特に就きたい仕事はない」という人が10.1%、「働きたくない」という人は8.8%だった。男女別に見ると、男性で最も多かったのは「会社員」で9.9%、次いで「スポーツ選手」が6.9%、「芸能人」が5.8%、「医師」が5.3%、「公務員」が4.3%だった。一方女性は「芸能人」が最も多く8.8%、「医師」が5.7%、「会社員」が5.2%、「学芸員」が4.3%、「公務員」と「芸術家(画家・音楽家など)」がともに3.8%、「専業主婦」が3.6%と続いた。

【調査結果】

もしも生まれ変わったら?「会社員」、「芸能人」、「医師」が人気!

「もし生まれ変わったら、就いてみたい職業は何ですか?」と質問した。結果、「会社員」が最も多く7.6%、「芸能人」が7.3%、「医師」が5.5%、「公務員」が4.0%、「スポーツ選手」が3.8%と続いた。また、「特に就きたい仕事はない」という人が10.1%、「働きたくない」という人は8.8%だった。

男女別に見ると、男性で最も多かったのは「会社員」で9.9%、次いで「スポーツ選手」が6.9%、「芸能人」が5.8%、「医師」が5.3%、「公務員」が4.3%だった。一方女性は「芸能人」が最も多く8.8%、「医師」が5.7%、「会社員」が5.2%、「学芸員」が4.3%、「公務員」と「芸術家」がともに3.8%、「専業主婦」が3.6%と続いた。

年代別に「会社員」と回答した人の割合を見ると、20代が10.7%、30代が9.6%、40代が5.2%、50代が4.8%だった。年代が上がるにつれ、「会社員」の人気は落ちていくようだ。また、「特に就きたい仕事はない」と回答した人は20代が8.3%、30代が8.9%、40代が11.0%、50代が12.4%と、年代とともに増加した。「働きたくない」わけではないが、「就きたい仕事」のこだわりはなくなっていくようだ。

20代から40代までは、上位5つの職業に変化はなかったが、50代は「医師」が最も多く7.2%、「芸能人」が5.2%、「会社員」が4.8%、「学芸員」と「芸術家」がともに4.5%と続いた。定年退職を控える50代は、より文化的な職業に惹かれる人が多いようだ。
今年1月に発表された、小学生までを対象にした「大人になったらなりたいもの」(※)では、男の子の第1位が「サッカー選手」、第2位が「野球選手」と、「スポーツ選手」が続いた。第3位は「警察官・刑事」だった。女の子では第1位が「食べ物屋さん」、第2位が「保育園・幼稚園の先生」、第3位が「看護師さん」だった。子どもにとっての“憧れの職業”と、一度社会を経験した大人にとっての“憧れの職業”は違うようだ。
(※第一生命保険株式会社)

「会社員」や「公務員」になりたい現実派。

まず「会社員」と回答した人にその理由を聞いた。最も多かったのは、「今のままが良いから」だった。具体的には「現状に不満はないから」(39歳/男性)や「今が幸せなので」(34歳/女性)などが挙がった。次いで「普通が良いから」という声が多く、例えば「最も一般的だから」(50歳/女性)や「高望みはしないから」(39歳/男性)などが聞かれた。他には「安定しているから」や「楽だから」という理由も多く、「安定しているから」では具体的に「安心安全な生活ができるから」(42歳/男性)、「堅実だから」(47歳/女性)などが、「楽だから」では「責任が弱いから」(40歳/男性)などが挙がった。
また「公務員」では「安定しているから」という理由が圧倒的に多く、具体的には「安定した収入が得られ、社会的にも地位があるから」(24歳/男性)や「会社のように倒産がないから」(53歳/男性)、「今不安定だから安定していそうな職種に就きたい」(47歳/女性)などが挙げられた。他には「定時で帰れそうだから」(35歳/女性)や「地方の公務員になって通勤地獄から開放されたい」(58歳/男性)などが挙がった。
今回、「もしも生まれ変わったら…」という、とてもアンリアルな質問をしたが、回答は意外にも現実的なものが多かった。

「芸能人」「スポーツ選手」「宇宙飛行士」になりたい夢追い人派。

一方、「夢だったから」という理由が最も多く挙がったのが、「芸能人」や「スポーツ選手」、「アナウンサー」。他にも「医師」や「宇宙飛行士」、「パイロット」、「ジャーナリスト」、「作家・漫画家」など、子どもにも人気の職業で多く理由として挙げられた。

「芸能人」と回答した人からは具体的に「なりたかったが、目指せずに終わってしまったから」(29歳/女性)や「キラキラ輝くのが夢だったから」(23歳/女性)、「ライブを観る側からステージに立つ側になりたいから」(47歳/男性)などが挙がった。「スポーツ選手」では例えば、「果たせなかった夢だから」(39歳/男性)や「憧れだから」(33歳/男性)などの声が聞かれた。
「医師」と回答した理由で最も多かったのは「人の役に立ちたいから」。具体的には「人の命を救う、究極の人のためになる仕事だと思うから」(46歳/女性)や「社会貢献している実感があると思うから」(56歳/男性)などが挙がった。次いで「夢だったから」という声が多く、例えば「子どもの時なりたかった職業だが、途中から進路が変わり、医学部受験すらしなかったことを後悔しているから」(55歳/男性)や「志していたことがあったから」(29歳/男性)などが聞かれた。他には「高収入だから」という声も多く、具体的には「お金を稼ぎたいし、社会的地位も欲しいから」(35歳/男性)や「お金をがんがん稼ぐ、技術の高いブラックジャックみたいになりたい」(35歳/女性)などが挙げられた。

生まれ変わるなら、働かなくても生きていける人生に…!?

さらに「特に就きたい仕事はない」と回答した人にその理由を聞いた。最も多かったのは「その時就きたい仕事に就く」という声で、具体的には「生まれた時代で自分が何をやりたいかが重要だから」(51歳/男性)や「その時の自分に合った仕事に就きたいから」(45歳/女性)などが挙がった。他には「どれも大変そうだから」(53歳/女性)や「特に具体的なイメージはない」(38歳/女性)などが多く挙がった。他には「給料や休みなどの条件が良ければ職業にこだわりはない」(30歳/女性)や「特定の仕事に就くなど、そういう意欲が湧く人間に生まれ変わりたい」(43歳/男性)、「昔から夢がなかったから」(54歳/女性)などの声が挙げられた。

最後に「働きたくない」という人に理由を聞いたところ、「働かなくても生きていけるなら」という声が最も多く、「働かずに生活できる人生を経験してみたいから」(26歳/男性)や「働かなくて済むならそれに越したことはない」(32歳/男性)などが具体的に挙がった。次いで「遊びたい、楽をしたいから」という理由が多く、例えば「ひたすらのんびり暮らしたいから」(32歳/女性)や「楽をして遊んで生きたいから」(42歳/男性)などが聞かれた。また、「お金持ちの家に生まれ変わりたい」という声も多く、具体的には「今度は働かなくても生活できるような家に生まれたいものだ」(39歳/男性)や「だれかに養ってもらいたい」(28歳/女性)などが挙げられた。他には「現在の社会人生活がつらいから」(52歳/女性)や「生まれ変わる前に十分すぎるほど働いているから」(47歳/女性)、「子どもの成長を見守りたいから」(54歳/女性)などの声が挙がった。


【調査概要】
有効回答:首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で20歳~59歳の男女1,164名(学生は除く)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2016年3月11日(金)~3月15日(火)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オウチーノ総研]
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