「女性のニオイ」に関する調査(『CanCam』『Oggi』読者の女性対象) 

2016年04月18日
小学館が運営する、女性インサイト研究所は、「女性のニオイ」に関する調査を行いました。その結果、他人のにおいについては敏感である一方で、自分のニオイに対する意識は比較的低く、また、対策も不十分であることがわかりました。さらに女性のニオイは、イメージを損ねる割合も高いなど、リスクが高いこともわかっています。女性のニオイについての原因と対策について調査した結果をレポートいたします。

【調査結果】

<他人のニオイが気になる女性は9割以上。通勤シーンの体のニオイが気になっていた>
『CanCam』『Oggi』読者の女性に、他人のニオイを「くさい」と思ったことがあるか聞いたところ、男性に対しては98%、また女性に対しても9割以上もの人が「思ったことがある」と回答しました。具体的に体のどこのにおいが気になるか聞いてみると、口やわきなどのパーツと同様、服や全身といった「からだ全体」からにおうという声が最も多く聞かれました。また、電車・バスや職場、エレベーターなど、通勤シーンでのニオイが特に気になっていることがわかりました。

<「この人、クサい!」と思っても指摘しない人がほとんど>
一方、自分のにおいを他人から指摘されたことはあるか聞いたところ、「ある」と回答した人は約2割にとどまりました。上で9割が「くさい」と思ったことがあるという回答と比較すると、自分がにおっていても、周りからは指摘されにくいという現状が明らかになりました。具体的にどんなにおいがくさいと思ったかという質問には「香水・口臭・タバコ」のほか、「わき・汗」という回答が多く見られました。

■立ち直れない…女子のニオイ、とほほエピソード
●仕事終わりによく飲みに行っていたら、気づかない間にスーツににおいがしみこんでいたらしく、先輩に「そのスーツで営業に行っちゃダメ」と注意された。(商社勤務・24歳)●満員電車がむわっとしたにおいできついなと思ったら、電車を降りてもにおっていて、自分の汗をかいた後のにおいだと気づいた(アパレル関係・25歳)●香りのするボディークリームを塗って出社したら、「トイレの芳香剤のにおいしない?」と周辺がざわざわ。トイレで必死に落としました(IT関連勤務・29歳)●出社後汗だくで席に戻ってあおいでいると、遠くの席の先輩が近づいてきて、黙って消臭スプレーを渡された。私、どれだけくさかったんでしょうか…(営業・26歳)


【調査概要】
調査対象:『CanCam』『Oggi』読者の女性(n=219/平均年齢29.0歳)
調査期間:2016年3月11日~3月17日
調査方法:インターネットによるアンケート

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[小学館女性インサイト研究所]
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