「新社会人時代に感じたストレス」についての意識・実態調査(2014年度と2015年度の新社会人) 

2016年04月22日
楽天の子会社であるRakuten Kobo Inc.は、2014年度と2015年度の新社会人を「イマドキ新社会人」と定義し、男女計500名を対象に、「新社会人時代に感じたストレス」についての意識・実態調査を実施しました。

【調査結果】
イマドキ新社会人のストレス実態・意識調査

◆イマドキ新社会人の過半数が「仕事のプレッシャー」をストレスに感じた経験!
仕事やプライベートを問わず、現在どの程度のストレスを感じているかを聞いたところ、67.3%が何らかのストレスを感じていると回答しました(「とても感じている」=22.7%、「やや感じている」=44.6%)。ストレス原因は「仕事のプレッシャー」(51.4%)が最も多く、イマドキ新社会人たちは「仕事」についてストレスを感じていることが分かりました。

◆仕事への意欲は高いものの仕事終わりの飲み会は・・・仕事とプライベートをきちんと分けたい派が6割
イマドキ新社会人に「理想の働き方」を聞いたところ、「仕事とプライベートをきちんと分けたい」が62.2%と最多で、「会社から正当な評価を受けられる」(52.1%)、「会社に役に立っていると感じられる」(51.4%)が続きました。また、ストレスの原因として「仕事のプレッシャー」と「職場での人間関係」と回答したイマドキ新社会人に、職場におけるストレスを具体的に聞いたところ、「職場の人との飲み会」(33.9%、35.0%)、「残業して仕事をすることを求められる」(33.0%、29.0%)がそれぞれ上位を占めました。イマドキ新社会人は、仕事には意欲的に取り組むものの、自身のプライベートの時間もきちんと確保し、バランスを保ちながら働くことを理想としていることがうかがえます。そのような理想の働き方とかけ離れた状況下に置かれると、ストレスを感じてしまうのではないでしょうか。

◆イマドキ新社会人にオススメは読書!6分没頭するだけでストレス軽減に
こうした調査結果をふまえ、メンタルヘルス分野の第一人者である精神科医の樺沢紫苑氏に、ストレスのメカニズムと、オススメのストレス対処法について聞きました。

「ストレスを感じているイマドキ新社会人にオススメしたいのが『読書』です。英国サセックス大学が行った実験によると、『読書』は68%のストレス軽減効果が見られ、『音楽視聴』(61%)や『コーヒー』(54%)、『散歩』(42%)などと比較しても最も高い結果でした。また、ストレス解消を目的にした場合、長時間読書をする必要はなく、『6分』でストレス解消効果を得られることがわかっています。」

イマドキ新社会人に理想のストレス解消法について質問したところ、「好きなものを食べる」(58.6%)が最多で、「人と話す/話を聞いてもらう」(51.1%)や「旅行をする」(48.0%)などのストレス解消法が上位に選ばれました。一方で、「読書」(22.9%)、「ゲーム」(20.6%)は低い結果となりました。

彼らの読書実態を把握するため、社会人になってからの読書頻度を聞いたところ、「全く読書していない」(33.1%)との回答が最多で、3人に1人のイマドキ新社会人が読書をしていないことがわかりました。読書をしない理由は、「疲れている」(49.0%)がトップで、「時間がない」(48.8%)との回答が続き、忙しい毎日に忙殺され、読書のために時間が割けないことが推測されます。


【調査概要】
調査名: 「新社会人とストレス」に関する意識・実態調査
調査対象: 2014年度、2015年度に新社会人になった500名(男性: 250名、女性: 250名)
調査期間: 2016年3月31日(木)~2016年4月2日(土)
調査方法: インターネット調査

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[PRTIMES]
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