「禁煙」に関する調査(過去に禁煙したことのある人で現在喫煙している人・現在も禁煙している人対象) 

2016年04月26日
マクロミルは、「禁煙」に関する調査を実施。調査は過去に禁煙したことのある人で現在喫煙している人・現在も禁煙している人を対象に実施。調査期間は2016年2月4日(木)~5日(金)。有効回答数は1,021人。

【調査Topics】

・成功までの禁煙回数は平均1.4回。3回目を境に成功率は大きく下がる傾向。

・おすすめ禁煙方法ランキング。1位は「ガマン」と古典的。モノに頼ると上手くいかない?

・禁煙してよかったことは「ニオイ」と「お金」が大多数!「吸わない人の気持ちが分かった」という意見も。


【調査結果】

【1】禁煙成功率は4回目から大きく減少。禁煙中は、ストレスとお酒からなるべく距離を置いた生活を!
禁煙に成功した人に、禁煙に挑戦した回数を聞くと、平均で1.4回でした。また、1回目で禁煙を成功させた人は、禁煙成功者全体の37%、2回目は26%、3回目は19%と回を追うごとに減少し、4回目では4%と急激に減少します。また、「挑戦した回数」も3回をピークに大きく減少しており、3回の失敗で禁煙そのものを諦めてしまう人が多いようです。

失敗の原因は、1位「仕事のストレス」、2位「お酒を飲んだ」、3位「喫煙者のそばに行った」という結果でした。例えば、仕事のストレスを発散しようと同僚と飲みに行った、などのよくある風景は、禁煙リバウンドへの直行便コースであると言え、ストレス社会での禁煙の難しさが浮き彫りになりました。

【2】おすすめ禁煙方法ランキング。1位は「ガマン」。モノに頼りがちな人はうまくいかないのか?
禁煙方法の中で、最も効果があったもの1位は「ひたすら我慢する」が42%。古典的ですが、禁煙の成功には“強い意志”が重要だと言えそうです。以下に禁煙成功者の「効果のあった方法」を一部紹介します。

 <効果のあった禁煙方法>
・​吸いがらを集めておいて、吸いたくなったらそれを吸って嫌な思いをする(55歳、女性)
・ストレスのたまらない長期休暇時にひたすら我慢(54歳、男性)
・タバコを吸えない環境に自分を置く(65歳、男性)

【3】禁煙してよかったことは「ニオイ」と「お金」が大多数!「吸わない人の気持ちが分かった」という意見も。
最後に、禁煙してよかったことについてまとめてみました。禁煙チャレンジを考えている方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

 <たばこをやめて、良かったと思うことはありますか?>
・お金が浮いた事(46歳、男性)
・食事が美味しくなった。又、やめたことにより、健康もそうですが吸わない人達の気持ちが良く分かる様になった。(57歳、男性)
・周りからタバコ臭いと言われなくなった(43歳、男性)
・部屋が汚れないし匂いも無い(62歳、男性)

<たばこを吸っていた時と比較して、異性からの評価は変わりましたか?>
・タバコの臭いがなくなり、評判が良くなった。(56歳、男性)
・1日3~4箱は吸うヘビースモーカーだったので、皆、私が煙草をやめられるなんて思っていなかったので、驚かれるのと誉められるのとがあります。(50歳、女性)
・意志が強いと思われるようになった(51歳、男性)
・洋服に煙草の匂いがしませんね!と言われました。禁煙席に座れるので喜ばれます(39歳、男性)


【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象:20~69歳の男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法:過去に禁煙したことのある人で現在喫煙している人・現在も禁煙している人を均等に回収 / 合計1,021サンプル
調査日時:2016年4月14日(木)~15日(金)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マクロミル]
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