スマートフォンゲーマーのアプリ内課金に関する実態調査 

2016年04月26日
AppBroadCast[アップブロードキャスト](ABC)は、MMDLaboが運営するMMD研究所と、ABCが運営する、Android410万DLのスマートフォンゲーム向けメディアプラットフォーム「ゲームギフト」を活用した共同調査第2弾として、スマートフォンゲームをプレイする10代以上の男女556人を対象に「スマートフォンゲーマーのアプリ内課金に関する実態調査」を実施。

本調査ではゲームギフトユーザーに対して調査を実施しており、「スマートフォンゲームに課金をする」と回答したスマートフォンゲームを積極的に楽しむ方を対象としています。

【調査結果サマリー】

・課金しているタイトル数は「ひとつに決めている」が最多。男性は、「ひとつに決めている」「2タイトル並行して課金している」がほぼ同数

・並行して課金しているゲームのジャンルは別ジャンルのゲームが76.0%

・ゲームタイトルの優先順位は、「イベントやキャンペーンで変わる」が73.1%

・あまりやらなくなった課金ゲームに再び熱中した経験は約半数

・やらなくなった課金ゲームのデータ「いつか再開するかもしれないので、消さない」が33.1%で最多。男女では、アカウント削除の割合で差が出る結果に


【調査結果】

■課金しているタイトル数は「ひとつに決めている」が最多
 男性は、「ひとつに決めている」「2タイトル並行して課金している」がほぼ同数


スマートフォンでゲームをする10代以上の男女556人に対し、同時に料金の支払いをしているゲームタイトルの有無を聞いたところ、39.9%が「課金するタイトルは1つに決めている」と回答し、続いて「2タイトル並行して課金している」という回答が35.1%となった。

男女別に見てみると、「課金するタイトルは1つに決めている」という回答では、男性36.3%、女性45.8%と9.5パーセントの差が出る結果となり、男性については、「2タイトル並行して課金している」という回答が37.4%と僅かながらも、「課金するタイトルは1つに決めている」という回答を上回る結果となった。

■並行して課金しているゲームのジャンルは別ジャンルのゲームが76.0%
 ゲームタイトルの優先順位は、「イベントやキャンペーンで変わる」が73.1%


次に同時に課金しているタイトルがあると回答した334人に対し、並行して課金しているゲームのジャンルについて聞いたところ、「別のジャンルのゲームで並行して課金している」が76.0%で最多となり、「同ジャンルで並行して課金している」という回答は24.0%に留まった。

続いて、並行して課金しているゲームの課金の優先順位を聞いたところ、「イベントや出現キャラ、キャンペーンなどに応じて、優先タイトルが変わる」という回答が73.1%で最多となり、「常にメインで課金しているタイトルが決まっている」という回答は26.9%に留まった。

これを男女別で見てみると、「イベントや出現キャラ、キャンペーンなどに応じて、優先タイトルが変わる」という回答では、男性70.6%、女性77.6%と7.0パーセントの差が出る結果となり、並行して課金する割合は、男性に比べて女性の方が少ないものの、並行して課金している女性ユーザーの中では、イベントやキャンペーンに応じて優先タイトルが変わる割合が多い結果となった。

■あまりやらなくなった課金ゲームに再び熱中した経験は約半数。きっかけは「ひまつぶしに思い立って」「他のゲームに飽きたタイミングで思い出して」ウェルカムバックキャンペーンを見て」が上位

スマートフォンでゲームをする 566人に対し、課金してきたスマートフォンゲームアプリをやめた理由を複数回答で聞いたところ、「ゲームそのものに飽きた」49.8%、「あからさまな課金への誘導」45.7%が上位となった。

続いて、課金してきたゲームで一度はあまりやらなくなったものの、再び熱中したことがあるかどうかを聞くと、51.8%が「再び熱中したことがある」と回答した。また、そのきっかけについて、複数回答で聞くと、「ひまつぶしに思い立って」61.8%「他のゲームに飽きたタイミングで思い出して」32.6%「ウェルカムバックキャンペーンを見て」22.6%と続いた。また、その他の回答をフリーアンサーで詳細を聞いたところ、「好きなアニメのコラボ」(20代男性)、「他のメインでやっているゲームとのコラボ」(30代女性)といった回答があがった。

■やらなくなったゲームのデータ「いつか再開するかもしれないので、消さない」が33.1%で最多
 男女では、アカウント削除の割合で差が出る結果に


課金してきたスマートフォンゲームアプリをやめた経験のある477人に対し、やらなくなった課金してきたゲームのデータをどうするか聞いたところ、「いつか再開するかもしれないので、消さない」が33.1%で最多となり、続いて「アカウントごと削除して、きれいさっぱりやめる」「やる予定はないが、もったいなくて消せない」がそれぞれ22.2%となった。

これを男女別に見ると、「いつか再開するかもしれないので、消さない」という回答で男性29.7%、女性39.1%と9.6%の差、「アカウントごと削除して、きれいさっぱりやめる」という回答で男性25.1%、女性17.2%と7.9%の差となり、男女で差が出る結果となった。


【調査概要】
「スマートフォンゲーマーのアプリ内課金に関する実態調査」
調査期間:2016年3月17日~3月23日
有効回答:556人
調査方法:インターネット調査
調査対象:10代以上男女
設問数:16問

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