がんの検診・検査についてのアンケート調査 

2016年04月30日
医療情報サイトimedi(アイメディ)は、がんの検診・検査についてのアンケート調査をおこないました。がんの検査を受ける人はどのようながん検診を受けているのか?健康への意識、がん検診・検査に求めることなどをお聞きしています。

アンケート実施期間:2016年 2月1日~4月28日
アンケート総数:1153件

【アンケートにご協力いただけた方の性別・年代】

性別
・女性 701名
・男性 452名

※女性の回答者が有意に多い

年代
・10歳代 107名
・20歳代 186名
・30歳代 241名
・40歳代 218名
・50歳代 184名
・60歳代 155名
・70歳代 62名

※30~40歳代の回答が多い

問.がん検診・がん検査を、今までに受けられたことはありますか?

はい 690件
いいえ 463件

「今までにがん検診・検査を受けたことがある」と、回答したのは690名。
「受けたことがない」と回答したのは463名でした。
昨今続発している有名人のがん発症ニュースの影響もあってか、一度でも、がん検診・検査を受けたことのある人の方が多い結果です。

問.[受けたことがあると回答した人のみ]どういった種類の検診・検査を受けられましたか?※複数回答可

超音波(エコー)検査 407件
X線検査(レントゲン検査) 372件
血液検査 315件
内視鏡検査 297件
その他 206件
CT(コンピューター断層撮影) 172件
MRI(磁気共鳴撮影) 123件
PET(陽電子放出断層撮影、ポジトロンCT) 95件

「がんの検診・検査を受けたことがある」と回答した群のみの集計結果です。もっとも受けられている検査は「超音波(エコー)検査」で、407件でした。次いで「X線検査(レントゲン検査),372件」、「血液検査,315件」の順です。

問.がん検診・がん検査に関して一番不安に思うことは何ですか?

早期発見しにくいがんに対する診断精度 480件
費用 426件
特にない 247件
がん検診・検査に対して、一番不安に思うことの集計結果です。

やはり、「早期発見しにくいがんに対する診断精度」と回答される方が多い結果です。そして、定期的に行なわなければならないことだからでしょうか、かかる費用に対しての不安がほぼ同数ありました。

問.すい臓がんなどの早期発見が難しいがんにも有効な、いわゆる「超早期発見検査」についてご存知ですか?

知らない 545件
知っている 459件
よく知っている 149件

検査では早期に発見することが難しいと言われているがんにも有効な、「超早期発見検査」の認知度調査です。

【本アンケートのポイント】

がん検診・検査を受けている人は想像以上に多い、健康への意識の高まりが感じられる。
超音波(エコー)検査を受けている人がもっとも多い。
がん検診・検査へ求めることは、「早期発見しにくいがんへの診断制度」と「費用」だった。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[imedi]
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