帝国データバンクでは、2016年4月末時点の企業概要データベース「COSMOS2(約146万社)」および信用調査報告書ファイル「CCR(約170万社)」などをもとに、現地企業への出資、現地法人および関係会社・関連会社の設立・出資、駐在所の設置などを通じて、ASEANに進出していることが判明した日本企業を抽出し、進出国別、業種別、本社所在地の都道府県別、規模別、メーンバンク別に集計・分析を行った。なお、ASEAN全域を対象とした調査は今回が初めて。

【調査結果】

・ASEANに進出している日本企業は1万1,328社判明した。進出国別では、「タイ」の4,788社(構成比30.4%)がトップとなり、以下「シンガポール」(2,821社、同17.9%)、「ベトナム」(2,527社、同16.0%)と続いた

業種別に見ると、「製造業」が、4,925社(構成比43.5%)となり最多。2位は「卸売業」の2,825社(同24.9%)となり、両業種で全体の約7割を占めた

都道府県別に見ると、「東京都」が3,908社でトップ。以下「大阪府」、「愛知県」が続いた

規模別に見ると、売上高「100億円以上」の企業は2,890社(構成比25.6%)で最多。売上高「1億円未満」の小規模企業でも全体で601社(同5.4%)がASEANへ進出しており、なかでもサービス業では同項目で13.5%(229社)を占めた

メーンバンク別に見ると、トップはメガバンクを含む「都市銀行」(構成比60.2%)となった


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[帝国データバンク]
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