外食市場調査(2016年4月度) 

2016年05月31日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパー グルメ リサーチセンター」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2016年4月度の「外食市場調査」を実施しましたので調査結果をご報告いたします。

【今月のポイント】

2016年4月の外食市場規模は、東名阪3圏域合わせて3,398億円となり、前年同月比(以下、前年比)は+186億円と5カ月連続して前年を上回った。3圏域合計の外食実施率・頻度・外食単価がすべて前年を上回るトリプル高は2015年12月ぶり。
なかでも、外食単価は17カ月連続で伸びており、外食実施率も5カ月連続して前年比プラスで推移した。2016年4月は前年に比べると、金曜日・土曜日が各1日多いカレンダーとなっており、外食実施率の高い曜日の日数が多かったことが市場拡大につながったのではないかと考えられる。業態別では、主要な16業態中9業態で外食市場規模が前年を上回る結果となった。特に「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」「居酒屋」「和食料理店」で前年比の伸びが大きかった。

【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】
● 2016年4月の外食(※1)実施率は 75.8% (前月比増減 -0.3pt、前年比増減 +1.2pt)
● 2016年4月の外食頻度(※2)は 4.19回/月 (前月比増減 -0.02回、前年比増減 +0.04回)
● 2016年4月の外食単価は 2,586円 (前月比増減 -11円、前年比増減 +99円)
● 2016年4月の外食市場規模(※3)は 3,398億円 (前月比増減 -69億円、前年比増減 +186億円)

※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(15年3月までH24人口推計、15年4月からH25人口推計、16年4月からH26人口推計)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
(参考)基準人口(前年度比)は、3圏域・計:-0.6%、首都圏:-0.5%、関西圏:-1.1%、東海圏:-0.6%

【圏域別】
● 外食実施率は、首都圏:75.3%(前年比増減 +0.8pt)、関西圏:76.0%(同 +2.4pt)、東海圏:76.9%(同 +0.1pt)
● 外食頻度は、首都圏:4.48回/月(前年比増減 +0.07回)、関西圏:3.97回/月(同 -0.01回)、東海圏:3.55回/月(同 -0.01回)
● 外食単価は、首都圏:2,606円(前年比増減 +71円)、関西圏:2,655円(同 +163円)、東海圏:2,358円(同 +91円)
● 外食市場規模は、首都圏:2,067億円(前年比増減 +101億円)、関西圏:924億円(同 +73億円)、東海圏:407億円(同 +12億円)

【業態別】(3圏域計)
● 業態別の市場規模は、【焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店】(前年比増減+37億円)や【居酒屋】(同+32億円)、【和食料理店】(同+30億円)などで前年を上回った。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
 マイページ TOP