米国の全てのメディアの視聴状況をまとめた『トータル・オーディエンス・レポート2015年第4四半期版』 

2016年04月27日
ニールセンは、米国のテレビ、PC、モバイルなどの全てのメディアの視聴状況をまとめた『トータル・オーディエンス・レポート2015年第4四半期版』を発表しました。

ミレニアル世代のテクノロジー保有状況が上の世代とどのように異なるか、そしてこの世代がメディア消費をどのように変えつつあるかといった問題は、多くの調査や著述の対象となっています。しかし、18歳から34歳の人たちは、共通のテクノロジーや習慣がある同質のグループではありません。今この世代は、労働力に加わり、親から独立して暮らし家庭を持つようになっており、その生活は急速に変わりつつあります。

この調査レポートでは、ミレニアル世代では変化のペースがジェネレーションXと比べてどのように遅くなっており、世帯年収が自立や家庭を持つことにいかに影響を与えているかを詳細に調べています。3つのライフステージにおけるミレニアル世代のプロフィールを、その特徴、利用するサービスやテクノロジー、家で過ごす時間、テレビやラジオやデジタルデバイスの利用状況といった点で詳しく示します。

・子どもを持つミレニアル世代はテレビをライブ視聴する割合が大きく、独立しているミレニアル世代ではテレビ接続デバイスを利用する時間が長い

・独立しているミレニアル世代の53%がテレビ利用時にテレビ接続デバイスを利用しており、5日のうち1日はテレビ接続デバイスしか利用しない

・デジタルデバイスの普及率が最も低いのは独立しているミレニアル世代だが、タブレットとスマートフォン両方で利用時間は最も長い


テレビのライブ視聴とテレビ接続デバイスの利用

2015年の第4四半期における18歳から34歳のテレビのライブ視聴の1日の平均時間は2時間45分、テレビ接続デバイスでの視聴の平均時間は1時間23分4 であり、何らかの目的でテレビを利用した時間は合計で4時間8分でした。

テレビとテレビ接続デバイスの平均利用比率

テレビ接続デバイスを利用する割合が特に高いのは、独立しているミレニアル世代です。このグループでは、テレビ利用時にテレビ接続デバイスを用いる人は53%に達しており、従来のテレビ視聴(ライブまたはタイムシフト視聴)をせずにテレビ接続デバイスのみを利用する日が5日中1日あります。

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[ニールセン]
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