世界・国内主要企業 常時SSL対応調査 2016年5月版 

2016年06月10日
あとらす二十一は、「世界・国内主要企業 常時SSL対応調査 2016年5月版」を発表。

Google、Yahoo!JAPANを始め、主要Webサイトが続々と取り組む「常時SSL化」。
さらにGoogleは、SSLに対応したサイトを検索結果で優遇し、常時SSL化を推奨しています。こうした常時SSL化への機運が高まってきている現状における、世界主要企業および国内主要企業サイトの常時SSL対応について、当社が独自に調査しました。

【世界・国内主要企業サイトの常時SSL対応状況】

●常時SSL対応率は、世界と国内の主要企業に大差はない
●https完全対応率は世界主要企業が圧倒的に高い
●地域によって常時SSL対応率、https完全対応率が高い傾向がある
●欧州の一部の国で常時SSL対応率、https完全対応率ともに高くなっている

【調査結果のポイント】

■世界・国内主要企業サイト常時SSL対応状況の比較

世界主要企業、国内主要企業とも常時SSL対応率は4割に近いが、対応方法において、国内主要企業はhttp併用型が主流でhttps完全対応率が著しく低い。

■世界主要企業サイトの地域別 常時SSL対応状況
欧州、北米の常時SSL対応率が高く、https完全対応率も高い傾向がある。アジアでは、欧州、北米と比較し、常時SSL対応率が低く、http併用で対応する傾向が強い。

■世界主要企業サイトの国別 常時SSL対応状況(対象企業が10社以上ある国)
欧州各国では、https完全対応率が比較的高く、特にドイツ、オランダ、スイスでは、常時SSL対応率、https完全対応率ともに高い傾向がある。中国は常時SSL対応が進んでいない。

~常時SSLとは~
入力フォーム、ログインページ、決済ページ等だけではなく、Webサイトの全てのページをSSLで暗号化するセキュリティ手法。Webサイトの安全性・信頼性の向上や、SEO・アクセス解析等マーケティング面での優位性から主要Webサイトでの導入が増加している。


【調査概要】
・調査内容:フォーチュン(FORTUNE)「GLOBAL500」2015年版に掲載された企業および日経225に選定されている企業の公式サイトの常時SSL対応状況調査
・調査方法:PCによる目視調査
・調査期間:2016年5月9日~5月20日調査
・対象サイト数:世界主要企業 500サイト/国内主要企業 225サイト

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[あとらす二十一]
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