正社員への志向についての調査(18歳~44歳のフリーター対象) 

2016年06月28日
インテリジェンスが運営するアルバイト求人情報サービス「an」は、人事・採用担当者のための情報サイト「anレポート」にて、18歳~44歳のフリーター1,500人を対象に、正社員への志向について調査しました。

【調査結果】

■加齢とともに正社員希望者は減少
「正社員になりたいと思うか」について質問したところ、51%の人が正社員を希望していることが分かりました。また、年齢が上がるにつれて正社員希望者は減少する傾向も確認できました。
男性で正社員を希望しているフリーターは「18~24歳」で58%、「25~34歳」で56%、「35~44歳」で53%と微減していきます。一方、女性では男性よりも顕著となり、「18~24歳」で56%、「25~34歳」で47%、「35~44歳」で38%と、年齢が上がるにつれて正社員の道を希望しない人が急増していく傾向が明らかになりました。女性の場合、男性よりも体力面・精神面での負荷を抑える人が年齢を重ねるにつれて増えることが関係していると考えられます。
※前回anレポート(「フリーター」にはどんな人がいるのか?~フリーターの3タイプ及び7タイプの特徴を調査~)参照

■正社員の志望理由は「生活の安定」 厳しい収入事情が明らかに
正社員を希望する人にその理由を質問したところ、安定した雇用と収入を挙げる人が9割以上を占め、不安定な雇用や収入に不安を抱えているフリーター像が浮かび上がりました。不安定な現状を示す回答として、「ただでさえ少ない収入から割高な国民年金や国保を払うと何も残らない」という声や、「将来があまりに暗い。最終的に生活保護にすがるしかない」という高年齢層からの深刻な意見などが寄せられました。


【調査概要】
調査地域:全国(インターネットリサーチ)
調査対象:1500サンプル
 未婚かつ学生を除く人で、アルバイト・パートに就業している人
 本調査では高年齢のフリーター(35~44歳)も対象
 1500サンプルの内訳
  男性/18~24歳:113サンプル、25~34歳:387サンプル、35~44歳:250サンプル
  女性/18~24歳:250サンプル、25~34歳:250サンプル、35~44歳:250サンプル
調査期間:2016年5月21日~5月23日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[an]
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