2016年サラリーマンのお小遣い調査(20代から50代の有職者の男女対象) 

2016年06月29日
新生銀行は、20代から50代の有職者の男女約2,300名を対象にした「2016年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめました。

【調査結果の主なポイント】

■男性会社員のお小遣い額は37,873円(前年比231円の微増)と、前年とほぼ同水準。1979年の調査開始以来、過去3番目に低い金額(最低額は1982年の34,100円)。

■男性会社員の昼食代は前年比14円減少の587円と、前年とほぼ同水準。

■男性会社員の1回の飲み代は5,102円と、自宅で飲む方の2,734円より2,000円以上高い結果に。

■女性会社員のお小遣い額は、前年比966円減少し、33,502円。

■消費税率8%への引き上げから2年経過するものの、増税への負担を感じる人は、男性会社員で74.4%、女性会社員で82.5%。


■お小遣い額は過去3番目に低い金額
男性会社員の毎月のお小遣い額は前年比231円微増の37,873円と、前年とほぼ同水準、1979年の調査開始以降3番目に低い金額となりました(最低額は1982年の34,100円)。子どもがいると答えた男性会社員について子どもの学齢別にみると、社会人のみの世帯が4万円を超えている一方、未就学児/小学生世帯、中高生のみの世帯では3万円を下回っており、子育て・教育費の家計への負担が読み取れる結果となりました。
女性会社員のお小遣い額は前年比966円減少し、33,502円となりました。

■昼食代は前年とほぼ同水準
男性会社員の1日の平均昼食代は、前年比14円減少の587円となり、前年とほぼ同水準となりました。年代別では、30代・40代が600円を越える一方で、昨年最も高かった20代の昼食代が528円へと174円減少しています。
女性会社員の昼食代は前年比8円微増の674円となり、こちらも前年とほぼ同水準となりました。

■男性会社員の1回の飲み代は、外に飲みに行く方が5,102円、自宅で飲む方が2,734円
男性会社員の1回の飲み代は5,102円と、自宅で飲む方の2,734円より2,000円以上高い結果になりました。
1ヵ月の平均飲み回数は、2.3回と前年とほぼ同様、1回の飲み代と1ヵ月の平均飲み回数から算出した1ヵ月の飲み代は前年比50円増加の11,765円となりました。
女性会社員の1回の飲み代は3,915円、自宅で飲む方は2,450円となりました。

■消費税率8%への引き上げから2年経過するものの、引き続き高い負担感
2014年4月の消費税率8%への引き上げから2年が経過しましたが、男性会社員では、負担に感じている層が74.4%、女性会社員では82.5%と、負担感は昨年に続き高い水準となりました。昨年に続いて物価の上昇が家計を圧迫するのを背景に、なお厳しいお財布事情が明らかになる結果となりました。


【調査概要】
調査時期:2016年4月8日~4月13日の6日間
調査方法:インターネットによる調査(専門の調査会社に依頼し、全国からサンプルを収集)
調査エリア:全国
調査対象者:会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
サンプル数 合計2,352名
 会社員 男性:1,047名、女性:789名
 パート・アルバイト 男性:258名、女性:258名

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[新生銀行]
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