夏場の「栄養ドリンク」および「エナジードリンク」の飲用実態調査(20~50代の働く男女対象) 

2016年07月21日
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、20~50代の働く男女500名を対象に、夏場の「栄養ドリンク」および「エナジードリンク」の飲用実態について調査をおこないました。

【調査結果】

◆夏の疲れ対策に「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」は有効、働く男女の約6割が回答

まず、「夏は、他の季節に比べて、疲れを感じやすいと思いますか?」と質問したところ、働く男女の83%が「そう思う」と回答。また、夏バテ、体力減退といった「夏の疲れ」が原因で「仕事に影響が及んだことがある」という人も、57%と半数以上にのぼりました。

そこで、仕事がある日の「夏の疲れ」対策として、「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」は有効だと思うかを聞くと、57%と約6割が「そう思う」と回答。実際に、疲れを感じた時に、これらのドリンクを飲んだことがあるという人も74%にのぼっています。

ちなみに、「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」では、どちらを飲むことが多いかを質問したところ、67%が「栄養ドリンク」、22%が「エナジードリンク」、11%が「どちらも同じくらい」という結果に。働く男女の支持率が高いのは「栄養ドリンク」であることがわかりました。ただし、20代男性では「エナジードリンク」(48%)と回答した割合が「栄養ドリンク」(35%)を上回るなど、年代や性別によっても傾向に差があるようです。

◆「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」、明確な違いがわかる人は、わずか1割台!?

しかし一方で、「栄養ドリンクやエナジードリンクをどのように選んでいるか」を質問したところ、
●「パッケージを見て効きそうなものを選ぶ」(38歳・男性)
●「疲れがたまっているときは高いものを飲む」(27歳・女性)
●「目についたものの中で、名前に聞き覚えがある商品を選ぶ」(47歳・男性)
などの回答が目立ち、曖昧な理由や個人的なイメージで購入している人も多いようです。

さらに、「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」の違いが明確にわかるかを聞くと、「わかる」と回答した人は12%とわずか1割台にとどまりました。残り大多数は「わからない」(68%)と答えたほか、「明確な違いはないと思う」(20%)という回答も目立っています。

また、栄養ドリンクとエナジードリンク、それぞれの具体的なイメージを聞いた質問でも、
●「栄養ドリンクは栄養補給、エナジードリンクは活力増進、のような気がする」(51歳・男性)
●「栄養ドリンクは持続性があるが、エナジードリンクは単発効果しかない」(46歳・男性)
●「疲れた時には栄養ドリンク、やる気を出す時にはエナジードリンク」(28歳・女性)
など、感覚的に認識をしている人も多いようです。

実際に、「栄養ドリンクやエナジードリンクを選ぶ際の知識に十分な自信がありますか?」という質問で、「ある」と答えた人は、全体のわずか10%にとどまっています。


【調査概要】
調査対象:20~50代 有職者男女 500名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2016年6月9日~6月13日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[トレンド総研]
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