家族の夏休み期間中の負担に関する意識調査(既婚女性対象) 

2016年07月28日
凸版印刷が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「Shufoo!」を利用する全国の既婚女性37,205名を対象に家族の夏休み期間中の負担に関する意識調査を実施しました。

≪主な調査トピックス≫

▼ 夫や子どもが夏休み中、主婦の82%が「憂鬱になることがある」

・ 憂鬱になる理由としては、「出費がかさむ」(57%)ことや「家事が増える」(53%)ことが過半数以上

・「子どもの世話、遊びにつれていくこと」(23%)、「子どもの宿題の世話」(19%)など、夏休み中の子育てには普段より負担を感じている

・中には「夫と一緒にいる時間が増えること」で憂鬱になる主婦が17%と、夫婦関係にまつわることも憂鬱の要因になっている


▼ 夫や子どもが夏休み中は、主婦の6割以上が「家事が増える」と回答、そのうち4割強が「1時間以上」も家事が増えている

・主婦の62%が、夫や子どもの夏休み中は「家事が増える」と回答

・増えると回答した主婦のうち、普段より増える時間として「30分〜1時間未満」(43%)、次いで「1時間~2時間未満」(30%)が多かった

・ 中には、「2時間以上」家事の時間が増える主婦もいた(12%)


▼ 最も負担が増える家事は「昼食の準備や片付け」など、食事にまつわる家事が圧倒的多数

・95%の主婦が、夫や子どもの夏休み中の「食事の準備」に負担を感じている

・約7割の主婦が「食器洗い」と回答し、食事の機会が増えることによる負担が集中している

・「洗濯」(36%)、「掃除」(29%)など定番の家事も普段より負担が増えている


▼ 6割以上の主婦が、家族の夏休みが終わったら「のんびり過ごしたい」と回答

・夫や子どもの夏休みが終わったら、60%の主婦が「のんびり過ごしたい」と考えている

・「ゆっくり買い物したい」(15%)、「趣味に集中したい」(8%)など、自分の時間をゆっくり確保したいと思っている


【調査結果】

 まず家族の夏休みに対する意識調査にあたって、「Shufoo!」ユーザーの中から夫や子どもに夏休みがある見込みの方に、夫や子どもが夏休み期間中は憂鬱になることがあるかどうかを聞いてみました。
その結果、8割以上の方が「憂鬱になることがある」と回答し、夫や子どもの夏休み期間中の主婦の本音が明らかになりました。

 さらに、憂鬱になる理由を聞いたところ、主婦の56%が「出費がかさむ」、53%が「家事が増える」ことと回答し、主婦の憂鬱に感じる2大理由だということがわかりました。家族が長時間家にいることによって、前者は食費や水道・光熱費などの生活費、帰省や旅行などの家族行事による交通費・宿泊費などの出費額が普段以上に増え、後者は家事の量も普段より増えることに対して、半数以上の主婦が負担に感じていることがうかがえます。
 また、「子どもの世話、遊びにつれていくこと」(23%)や「子どもの宿題の世話」(19%)などの夏休み中の子育てや、「夫と一緒にいる時間が増えること」(17%)のような夫婦関係に関する回答もあり、家族と長時間いるという夏休み特有の状況が、主婦にとって憂鬱に感じる要因であることも結果として現れました。
 自由回答からは、夫や子どもと過ごす時間が増えることで「自分のペースで家事ができない」や「自分の時間がさらになくなる」など、自分の思った通りに時間が使えないことに対して不満を感じている主婦が多いことが見受けられます。

 一方で、夫や子どもの夏休み期間中は実際に家事が増えるのか、また増える場合は普段と比べて1日の家事がどれくらい増えるのかを聞いてみました。
 その結果、6割以上の方が「増える」と回答し、夫や子どもと過ごす時間が増えることで、実際に家事も普段より増えていることがわかりました。また、普段と比べて1日の家事は「30分~1時間」増える主婦が43%と最多になりました。さらに「1時間~2時間未満」が30%、「2時間以上」が12%と、家事の時間が1時間以上増えている主婦も4割強いることがわかり、普段と比べて家族の夏休み期間中は家事に追われている主婦が多いという現状が浮き彫りとなりました。

 次に、家事が増えると回答した主婦に、普段と比べてどのような家事が増えるのか聞いたところ、95%の主婦が「食事の準備」と回答。次いで「食器洗い」(70%)、「買い物」(42.7%)と続き、食事に関する家事がもっとも増えていることがわかりました。自由回答でも“昼食”に対するコメントが集中しており、食事の準備の回数が増えることの負担が大きいことがうかがえる結果となりました。

 最後に、夏休みが終わってからやりたいことに関して聞いたところ、6割以上の主婦が「のんびり過ごしたい」と回答。さらに、「ゆっくり買い物をしたい」(16%)、「趣味に集中したい」(8%)、「外食したい」(7%)も含めると、少しの間でも家事から解放され、ゆっくりと自分の時間を堪能したいという願望を抱いていることがわかります。


「凸版印刷株式会社 『Shufoo!』 調べ」

【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(10代から60代までの女性)
サンプル数:37,205
調査期間:2016年7月2日から5日まで
調査方法:インターネットリサーチ

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[凸版印刷]
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