不動産投資家意識調査 

2016年08月05日
ファーストロジックは、運営する不動産投資サイト「楽待」にて、楽待を利用したことがある不動産投資家を対象に「意識調査」を行いました。
最近不動産投資を始めた方にはどのような傾向があるのかを調べるために「2016 年度 不動産投資に関 する意識調査」を実施しました。調査結果を、収益物件を探し始めて 1 年未満の回答者グループ(以下「投資歴 1 年未満」という。)と収益物件を探し始めて 1 年以上の回答者グループ(以下「投資歴 1 年以上」という。)の 2 つ のグループに分けて分析し、発表します。

【調査結果】

Q1.不動産投資を始めるきっかけになった出来事はありますか?

投資歴1年未満のうち18.5%、およそ5人に1人は日銀のマイナス金利が不動産投資を始めるきっかけになったと回答しました。その他、アベノミクスによる景気回復、東京五輪開催の決定と景気へのプラス要素を考えて不動産投資を始めた方が一定数おり、東日本大震災やリーマン・ショックなどのマイナス要因をきっかけに不動産投資を始めた方はごくわずかであることがわかりました。

Q2 最初に不動産投資という投資手法を何で知りましたか?

投資歴に関係なく「書籍」から不動産投資を知った方が 40%を超え、今も昔も「書籍」は投資家に与える影響力が強いことがわかりました。比較すると、投資歴 1 年未満は「不動産ポータルサイト」や「投資家のブログ」など、インターネットを通じて知った割合が高くなっており、不動産投資の情報がインターネットで取得しやすくなっていることがわかります。

Q3 不動産投資を始めた 1 番の目的は何ですか?

投資歴に関係なく、最も多くの方が選択したのは「資産拡大のため」でした。比較すると、投資歴 1 年未満は「年金代わりの収入を確保したい」と考えている方が多いのに対し、投資歴 1 年以上は「自由な時間を確保したい」と考えている方が多いことがわかりました。

Q4 現在、収益物件を購入したいと考えている方にお聞きします。
購入を検討している物件種別を教えてください。<複数回答可>

全体的に、個人投資家が購入する物件として以前から主流だった 1 棟アパート、1棟マンション、区分マンションが人気ですが、投資歴1年未満と投資歴1年以上を比べると、投資歴が 1 年以上の方が1棟ビルや区分店舗、駐車場など難易度の高い物件に興味を持っていることがわかります。

Q5 物件を探し始めた頃と現在の市況を比べ、お気づきの点や気になることはありますか?<複数回答可>

投資歴に関係なく、半数近くが「物件価格が上がった」と回答しており、多くの方が物件価格上昇を実感しています。また「融資が受けやすくなった」と回答した方は「融資が受けづらくなった」と回答した方より多く、特に投資歴 1 年以上では 5 倍もの差が生じており、金融機関が収益物件の融資に積極的な状況もうかがえます。

Q6 不動産購入のための自己資金として用意可能な上限額はいくらですか?

投資歴 1 年未満の方が自己資金が少ない傾向になっています。戸建賃貸や築古物件のように、少ない自己資金で購入できる収益物件の人気が高まったり、金融機関が収益物件の融資に積極的になったりと、様々な要因が重なり、少ない自己資金でも不動産投資に参入しやすい環境が揃っていることがわかります。


【調査概要】
期間:2016年7月22日~2016年7月26日
対象:上記期間中、同サイトを利用していた不動産投資家
回答:1,102名
調査方法:インターネットでアンケートを実施

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