2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況 

2016年08月09日
マイナビは、2017年卒業予定の学生を対象とした「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」の結果を発表しました。なお、2017年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回で5回目となります。

【TOPICS】

・内々定を受けた時期は「6月上旬」が最多。「5月以前」は約4割で、全体的に早めの選考活動に

・内々定者フォローを受けている学生は約9割。入社前の人間関係形成を希望

・学生の95.6%が「福利厚生をチェックしたことがある」。注目の制度は「社宅・家賃補助」

・就活生の間で流行った『就活ワード』は、「サイレント」「お祈り」「NNT」が上位に


<調査結果の概要>

■ 内々定を受けた時期は「6月上旬」が最多。「5月以前」は約4割で、全体的に早めの選考活動に
7月の活動状況は、前月に割合の高かった「最終面接を受けた」も含め、全ての項目で前月を下回り、モニター学生の就職活動が収束に向かいつつあることが分かる。次いで、モニター学生が内々定を受けた企業(のべ1,950社)について聞いたところ、内々定を受けた時期は「6月上旬(25.4%)」が最多となり、4社に1社は選考活動開始直後の「6月上旬」に内々定を出していたようだ。「5月以前」に内々定を受けた企業の合計は44.3%で、採用競争の激しさから、全体的に早めの選考活動となった。また、内々定を受けた企業を認識した時期は、「インターンシップや就職活動を始める前までに知っていた(40.6%)」よりも、「就職活動を通じて初めて知った(46.6%)」が上回り、「インターンシップを探す/参加するタイミングで初めて知った(12.2%)」と合わせて、半数以上の企業が就職活動やインターンシップを通じて認識した企業であることが分かった。

■ 内々定者フォローを受けている学生は約9割。入社前の人間関係形成を希望
内々定後の企業との接触について聞いたところ、9割近く(87.0%)の学生が企業と接触しており、8割(84.2%)程度の学生が1~2カ月に1回以上の企業との面会や研修の実施を望んでいる。理由は、「内々定者同士の人間関係を深めたい(71.9%)」「先輩社員や人事担当者との人間関係を深めたい(55.7%)」と回答した学生が多く、入社以前に縦横の人間関係形成を求めて、企業との接触や研修を希望するようだ。そのため内容も、個人面談等より集団で実施する懇親会やグループワークを希望する割合が高い。

■ 学生の95.6%が「福利厚生をチェックしたことがある」。注目の制度は「社宅・家賃補助」
企業情報を見る際に企業の福利厚生をチェックしたことが「あった(よく+時々+まれに)」割合が全体の95.6%で、「よくあった」と回答した割合は、男子よりも女子の方が高い。特に注目している福利厚生の制度・内容は「社宅や家賃補助(65.2%)」「通勤交通費の支給(54.8%)」「リフレッシュ休暇(48.8%)」が上位となった。

■ 就活生の間で流行った『就活ワード』は、「サイレント」「お祈り」「NNT」が上位に
今シーズン就職活動を行った学生の間で流行した「就活ワード」のアンケートを行った。上位5位と、その他特徴的なワードは下記の通り。

1位「サイレント」、2位「お祈り」、3位「NNT」、4位「オワハラ」、5位「ガクチカ」


【調査概要】
調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
調査期間/2016年7月27日(水)~ 7月31日(日)
調査対象/2017年に卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生 有効回答数1,129名
(文理男女別)文系男子165名、理系男子338名、文系女子285名、理系女子341名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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