「夫婦の家事分担」に関する調査 vol.1(30~49歳で既婚男女対象) 

2016年08月10日
パートナーエージェントは、「夫婦の家事分担」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>
お盆休みがやってきます。帰省の予定を立てているご夫婦も、ちょっとした旅行の予定を立てているご家族もいらっしゃるのではないでしょうか。

しっかり休めるお盆や年末年始の休暇などは、いつも仕事で忙しい旦那さま・奥さまにとって、家族とコミュニケーションする時間を取ったり、普段は十分にできていない家事をがんばったりするのにいい機会になることでしょう。

ところで、毎日のご家庭内での家事分担は、皆さんどうしているのでしょうか。幸せな夫婦の回答から傾向を探り、夫婦の幸福度を上げるための秘訣を探ってみました。調査結果を前編・後編の2回に分けてお届けします。

<調査結果サマリ>

・夫婦の約7割、家事は「妻の方が、がんばっている」

・収入面では約8割が「夫の方が、収入が多い」

・夫婦の幸福度、夫7.07点、妻6.92点。男性の方が幸せを感じていた

・幸福な家庭ほど、「『収入』は夫で『家事』は妻」の傾向強まる


専業主婦世帯数を共働き世帯数が上回るようになり、2015年時点では専業主婦世帯687万世帯に対して共働き世帯1114万世帯と なっています。
(出展:厚生労働省「厚生労働白書」、内閣府「男女共同参画白書」いづれも平成26年度版)

共働きが増えているのに、夫婦の家事負担は今も女性の方が大きい家庭がほとんどのようで、近ごろでは「共働きで稼ぎは同じくらいなのに、家事負担は私の方が大きい」という女性の不満の声を取り上げる記事なども見掛けるようになってきました。

実際のところ、夫婦間の収入や家事分担の現状はどのようになっているのでしょうか。
まずは家事の分担について調べてみました。

■夫婦の約7割、家事は「妻の方が、がんばっている」
Q. あなたのご家庭では、夫と妻、どちらが家事をがんばっていると思いますか。(n=200)   ※ 必須回答

やはり、男性も女性も「妻の方が、(やや)がんばっている」と考える人が多く、男性では71.0%、女性では69.0%が、家事を主に担当するのは女性だと答えています。

■収入面では約8割が「夫の方が、収入が多い」
Q. あなたのご家庭では、夫と妻、どちらの方が収入が多く家計に貢献していると思いますか。  (n=200)※ 必須回答

先の設問では家事の負担について調べてみましたが、稼ぎが多く家計に貢献しているのは男性と女性のどちらで しょうか。
数字ではっきり分かることもあってか、こちらは男性も女性も、「夫の方が、(やや)収入が多い」という回答に。
男性では89.0%、女性では86.0%が、家計を主に支えているのは夫の稼ぎだと考えていることが分かりました。

■夫婦の幸福度、夫7.07点、妻6.92点。男性の方が幸せを感じていた
Q. あなたのご家庭の幸福さや円満さを10点満点で採点するとすれば、何点ですか。(n=200)  ※ 必須回答

続いて、回答者に「夫婦の幸福さや円満さ」を10点満点で評価してもらい、その結果を先ほどの結果とクロス  集計してみました。
まずは「夫婦の幸福さや円満さ」を何点と評価したのか、その結果は次のとおりです。
全体の平均点は7.00点。男性の平均点が7.07点に対して、女性の平均点は6.92点。男性の方が、若干「幸福だ」と感じているようです。

■幸福な家庭ほど、「『収入』は夫で『家事』は妻」の傾向強まる
幸福度を調査した結果を、先ほどの質問とクロス集計してみた結果が次のグラフです。
幸福度が9~10点と高いグループでは、男性の方が収入が多く、女性の方が家事をがんばる傾向が若干ですが  強まるようです。
ただ、家事ごとの分担・大変さについて詳しく調べてみたところ、幸福度9~10点のグループでは、「男性の方が収入が多く、女性の方が家事をがんばる」だけではないことが分かってきました。

後編では、炊事や掃除などの家事について、どれくらい大変だと考えているのか、各家庭でどのような役割分担になっているかと調査した結果をご紹介します。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:30~49歳で既婚の男性 100名、女性 100名
集計期間:2016年8月2日~4日

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