結婚・出産後のキャリア意識調査(首都圏に勤務するキャリア女性(27才~33才)対象) 

2016年08月10日
「これからの転職。」(運営会社:Shift(ビースタイル・グループ))の研究機関である「これからの転職。研究所」は、首都圏に勤務するキャリア女性(27才~33才)に『結婚・出産後のキャリア意識』についてアンケートを実施いたしました。(有効回答数200件)

・“専業主婦を希望”する女性はわずか8.5%!仕事の継続を希望が86.7%

・仕事を辞めたくない理由は「キャリアを捨てたくない」「金銭的不安」


【1】​“専業主婦を希望”する女性はわずか8.5%!仕事の継続を希望が86.7%
労働人口が減少していく中、日本経済を活性化させるために女性の社会進出・活躍は必須です。ただし、制度や文化が整ったとしても、女性自身に働く意志がなければ女性の活躍は実現しません。そこで、「これからの転職。研究所」では、27~33歳の独身キャリア女性200名に意識調査を実施しました。結婚や出産を考えている女性のうち、「キャリアを途切れさせることなく継続的に働きたい」「一時的に専業主婦(無職)になってもいいが、また働きたい」を合わせると、86.7%に「働き続けたい」意志があります。一方で、ずっと専業主婦でありたい人は、わずか8.5%に留まりました。結婚・出産後もキャリアを手放したくない女性が約9割という結果となりました。

【2】仕事を辞めたくない理由は「キャリアを捨てたくない」「金銭的不安」
結婚・出産後も働きたい理由として、「キャリアを捨てたくない」「将来の金銭的な不安」「相手に依存せず自分でお金を稼ぎたい」等の理由が目立ちました。以下に代表的なコメントを紹介します。また、産後に育休を取りたい期間を聞くと、「1年以上、3年未満」(46.3%)がもっとも多く、その跡に「6カ月以上、1年未満」(33.5%)が続きました。育休を長く取ることを希望しているのは、子育てにはしっかりと時間をかけたいという気持ちの表れのようです。しかし一方でキャリアを継続することも強く希望されているため、仕事か育児かのトレードオフではなく、仕事も育児も選択できる社会が求められているようです。

【結婚・出産後も働きたい理由】
・「キャリアが途切れた場合、その後、同等の待遇の会社に勤められるとは思えない」(32歳、会社員(事務系))
・「一度退職すると現在より稼げないため」(27歳、会社員(技術系))
・「旦那さんが病気で働けなくなることもあるかもしれないし、お金は稼いでおいて困ることはないと思うから」(32歳、会社員(その他))
・「家計の為、自分のキャリアの為」(28歳 会社員 (その他))
・「共働きでないとこのご時世やっていけないと思うから」(27歳 会社員 (事務系))
・「将来に向けて金銭的な不安があるから」(28歳 会社員 (事務系))


「これからの転職。研究所」

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:200名
調査実施日:2016年4月11日(月)から2016年4月18日(月)まで
調査対象者:年齢:27歳~33歳、未婚女性、東京、埼玉、神奈川、千葉で就労する会社員(営業系、企画系、事務系、技術系等)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ビースタイル]
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