「オーガニック」についての調査(20~60代女性対象) 

2016年08月31日
千趣会の「ベルメゾン生活スタイル研究所」は、「オーガニック」についての調査をベルメゾンデッセ会員に実施。
調査は2016年7月26日~8月9日にインターネットで実施。20~60代女性3304名の回答結果を集計しました。

【調査結果】

◆体にいい生活を心がけている人は6割弱。

はじめに、体にいい生活を心がけているかどうかを尋ねたところ、全体の58.5%(「心がけている」13.6%、「わりと心がけている」44.9%の合計)が心がけていると回答しました。年代別で見ると50代60代が6割を超えた結果となり、それ以前の年代に比べて体にいい生活を心がけている人の割合が多い結果となりました。

◆「オーガニック(有機)のことがよくわからない」人は、2人に1人。

オーガニック(有機)のことがよくわからない、と回答した人は全体の51.0%(「そう思う」14.5%、「わりとそう思う」36.5%の合計)。年代別で見ると、20代では67.2%(「そう思う」20.8%、「わりとそう思う」46.4%の合計)とよくわからないと答えた人が平均を大きく上回りました。その後年代が上がるにつれて少なくなっていき、60代は38.2%(「そう思う」11.8%、「わりとそう思う」26.4%の合計)でしたが、「どちらともいえない」と回答した人も39.1%と最も多く、理解している人が多いともいえない結果になりました。

◆「オーガニックの食品や化粧品などに興味関心がある」人は、60.2%。

オーガニックの食品や化粧品などに興味関心がある人は全体の60.2%(「とても関心がある」14.9%、「わりと関心がある」45.3%の合計)。年代別で見ると、20代の関心度が最も高く66.6%(「とても関心がある」18.0%、「わりと関心がある」48.6%の合計)、逆に低かったのは40代で57.8%(「とても関心がある」12.7%、「わりと関心がある」45.1%の合計)という結果になりました。

◆オーガニックのイメージは「体・肌に優しい」「価格が高い」「安全」「自然・環境に優しい」。

オーガニックのイメージでは、「体・肌にに優しい」と回答した人が最も多く、74.8%、次いで「価格が高い」59.1%、「安全」50.9%、「自然・環境に優しい」42.2%が続きました。年代別で見ると、20代が総じてオーガニックに対して良いイメージを抱いている人の割合が高く、特に「味・品質がよい」では全体を8.7ポイント上回る25.7%という結果になりました。

◆「オーガニック食品・食材に興味関心がある」人は、59.3%。

オーガニック食品・食材に興味関心があると答えた人は全体の59.3%(「とても関心がある」13.6%、「わりと関心がある」45.7%の合計)。年代別では、20代が68.3%(「とても関心がある」19.7%、「わりと関心がある」48.6%の合計)で、関心のある人の割合が最も多い年代となりました。

◆「オーガニックの食品・食材を使っている」人は、56.9%。

オーガニック食品・食材を使っていると回答した人は全体の56.9%(「日常的に使っている」6.9%、「たまに使っている」50.0%の合計)。年代別で見ると、60代が最も多く68.2%(「日常的に使っている」10.9%、「たまに使っている」57.3%の合計)、最も少なかったのは20代の48.1%(「日常的に使っている」7.1%、「たまに使っている」41.0%の合計)という結果になりました。

◆使っているオーガニック食品・食材1位は「野菜・果物類」。

オーガニックの食品・食材を使っていると回答した人にどのようなジャンルの商品を使っている(使っていた)か尋ねました。最も多かったのは「野菜・果物類」で68.9%、次いで「調味料・油」32.3%、「パン・シリアル」26.2%、「米・雑穀」25.0%が続きました。

◆「今後、オーガニックの食品・食材を利用したい」人は、4人に3人。

今後、オーガニックの食品・食材を利用したいと思っている人は全体の76.6%(「利用したい」14.2%、「できれば利用したい」62.4%の合計)。4人に3人が利用したいと考えていることがわかりました。年代別では、20代が83.6%(「利用したい」14.2%、「できれば利用したい」62.4%の合計)で、利用意向が最も高いことがわかりました。

◆「オーガニック商品が充実したスーパーやショッピングモールは安心・信頼できると思う」51.2%。

オーガニック商品が充実したスーパーやショッピングモールは安心・信頼できると思うと回答した人は全体の51.2%(「そう思う」14.5%、「わりとそう思う」36.7%の合計)。年代別で見ると、20代で安心・信頼できると答えた人の割合が6割を超え、全年代中最も高い結果になりました。

◆「食品を購入する時、オーガニックかどうか確認するようにしている」人は、2割。

食品を購入する時、オーガニックかどうか確認するようにしていると答えた人は全体の21.3%(「そう思う」3.4%、「わりとそう思う」17.9%の合計)。年代別では、50代60代が平均を数ポイント上回る結果になりました。

◆「オーガニックの化粧品に興味関心がある」人は、5割弱。

続いて、オーガニックの化粧品に興味関心があるか尋ねると、全体の48.1%が関心がある(「とても関心がある」11.8%、「わりと関心がある」36.3%の合計)と回答しました。年代別で見ると、20代で関心があると答えた人の割合が最も多く60.1%(「とても関心がある」15.3%、「わりと関心がある」44.8%の合計)で、平均を12ポイント上回る結果になりました。

◆「オーガニックの化粧品を使っている」人は、23.2%。

オーガニックの化粧品を使っている人は全体の23.2%(「日常的に使っている」9.4%、「たまに使っている」13.8%の合計)でほぼ4人に1人ということがわかりました。年代別で見ると、20代は18.1%(「日常的に使っている」7.7%、「たまに使っている」10.4%の合計)で最も少なく、年代が上がるにつれて増加。60代では平均を5.9ポイント上回る29.1%(「日常的に使っている」7.7%、「たまに使っている」10.4%の合計)という結果になりました。

◆オーガニック化粧品では、「スキンケア・基礎化粧品」の利用が断トツ。

オーガニックの化粧品を使っていると回答した人に、どんなジャンルの商品を使っている(使っていた)かを尋ねると、最も多かったのが「スキンケア・基礎化粧品」で全体の86.0%、次いでボディケア用品の29.9%、メイクアップ用品22.3%が続きました。20代では、メイクアップ用品と答えた人の割合が、全体平均より10ポイント高い結果となりました。

◆「今後、オーガニックの化粧品を利用したい」人は、57.7%。

今後、オーガニックの化粧品を利用したいと思っている人は全体の57.7%(「利用したい」13.7%、「できれば利用したい」44.0%の合計)。年代別で見ると、20代と60代で利用したいと答えた人の割合が6割を超えました。

◆「オーガニック」「無添加」「自然派」「天然由来」の化粧品の違いがよくわからない人は、7割。

「オーガニック」「無添加」「自然派」「天然由来」の化粧品の違いがよくわからないと答えた人は全体の70.0%(「そう思う」30.9%、「わりとそう思う」39.1%の合計)。年代別で見ると、20代が85.8%(「そう思う」48.1%、「わりとそう思う」37.7%の合計)、30代が77.2%(「そう思う」39.0%、「わりとそう思う」38.2%の合計)で、それぞれの言葉の違いを理解できていない人の割合が平均を大きく上回る結果となりました。

◆「オーガニックの繊維製品に興味関心がある」人は、52.7%。

食品、化粧品に続いて、オーガニックの繊維製品について関心があるか聞いてみると、全体の52.7%が関心がある(「とても関心がある」11.1%、「わりと関心がある」41.6%の合計)と回答しました。年代別にみると、20代30代で関心のある人の割合が平均を上回る結果となりました。

◆「オーガニックの繊維製品を使っている」人は、4割強。

オーガニックの繊維製品を使っている人は全体の41.8%(「日常的に使っている」5.3%、「たまにつかっている」36.5%の合計)。年代別で見ると60代が52.7%(「日常的に使っている」10.0%、「たまにつかっている」42.7%の合計)と使っている人の割合が最も高く、平均を10ポイント上回っています。

◆オーガニックの繊維製品では、「タオル・ハンカチ」「衣料品」の利用が6割超。

オーガニックの繊維製品を使っていると回答した人に、どんなジャンルの商品を使っている(使っていた)かを尋ねると、「タオル・ハンカチ」と答えた人が最も多く66.8%、次いで「衣料品」の65.0%、「寝具」の27.7%が続きました。年代別みると、60代の「寝具」の利用が34.8%で平均を7ポイント上回りました。

◆「オーガニックの繊維製品を利用したい」人は、7割弱。

今後、オーガニックの繊維製品を利用したいと思っている人は全体の68.2%(「利用したい」14.5%、「できれば利用したい」53.7%の合計)。年代別で見ると、20代30代では7割を超え、50代では平均を4.4ポイント下回る結果になりました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベルメゾン生活スタイル研究所]
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