アルコール依存症に対する意識に関する世論調査 

2016年09月08日
内閣府は、「アルコール依存症に対する意識に関する世論調査」を実施。

【調査結果】

1 アルコール依存症について
(1)アルコール依存症やアルコール依存症者に対するイメージ
・酒に酔って暴言を吐き,暴力を振るう 51.7%
・昼間から仕事にも行かず,酒を飲んでいる 51.4%
・本人の意志が弱いだけであり,性格的な問題である 43.7%

2 飲酒とアルコール依存症の関係について
(1)アルコール依存症について知っているもの
・飲酒をコントロールすることができない精神疾患である 68.5%
・飲酒をしていれば,誰もが依存症になる可能性がある 40.1%
・アルコール依存症はゆっくり進行していくため,飲酒をしていても,依存が作られている途中では自分では気付かない 39.8%
・断酒を続けることにより,依存症から回復する 32.2%

3 アルコール依存症に対する相談について
(1)相談できる場所として知っているもの
・医療機関(病院や診療所など) 76.2%
・公的機関(精神保健福祉センターや保健所など) 33.9%

ア 具体的に知っている相談場所
・医療機関(病院や診療所など) 54.9%
・公的機関(精神保健福祉センターや保健所など) 21.9%
・具体的に知っている場所はない 33.7%

(2)アルコール依存症が疑われた場合相談するか
・する 88.1%
・しない 11.7%

ア 相談しない理由
・相談する必要を感じないから 28.8%
・どのような対応をしてもらえるか不安だから 19.8%
・特にない 10.4%
・わからない 19.3%


【調査概要】
調査対象:全国18歳以上の日本国籍を有する者 3,000人
有効回収数:1,816人(回収率 60.5%)
調査時期:平成28年7月28日~8月7日(調査員による個別面接聴取)
調査目的:アルコール依存症に対する国民の意識を把握し,今後の施策の参考とする。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[内閣府]
 マイページ TOP