国内シニア・ホスト調査 

2016年09月12日
Airbnb(エアビーアンドビー)は、日本を含む40カ国、計約38,000名を対象にホスト※1のデモグラフィーを確認することを目的に、調査を実施いたしました。
現在、国内に65歳以上の人口の占める割合は26.8%※2で、2025年には30%、2060年には40%に増えると予想されています※3。今回の調査の結果にも、急激に進む高齢化の影響が見られ、シニアのホストが急増していることが判明しました。高齢化社会におけるホームシェアリングの実態について、下記結果をご紹介いたします。

調査結果によると、日本では昨年よりホストを始めた人が急増しており、また、日本のシニア・ホストは世界で最高峰のおもてなしをゲストに提供していることが読み取れます。さらに、地方都市にて、活躍されているシニア・ホストの割合が多いこともわかりました。Airbnbの活用は、シニア・ホストにとって、1)重要な収入源 2)空き部屋の有効活用 3)退職後の人との交流にも影響をもたらしているようです。

※1 ホスト:空いている部屋を、ゲスト(部屋を借りたい人)に貸し出す人
※2 総務省統計局 人口推計 平成28年6月報
※3 内閣府 平成25年版 高齢社会白書(概要版)

【主な調査結果】

1.シニア・ホストの概要
▪ 国内のシニア・ホスト(60歳以上)の数は約900人
▪ 他世代を上回る前年比235%増
▪ 男女比は女性約4割、男性約6割
▪ 36%が退職者及び無職

シニアホストは最も成長している年齢層です

2.シニア・ホストの特性
▪ 他の年代のホストに比べ、自宅空き部屋などの個室の提供が70%と多い
▪ ホスト数の比較的少ない地方都市が多い。第1位はユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる街として有名な和歌山県田辺市で、同市のホスト数の27%を占める
▪ 100人以下のホストが在住する地域のシニア・ホストは39%を占める(18-30歳のホストは16%を占める)
▪ 70%が5つ星の最高評価を獲得。(年代別の評価で第1位)
▪ さらにスーパーホストの割合は17%(グローバル平均7%)

ホスト数の比較的少ない地方都市ほど、シニアホストの比率が高いようです。
シニアになるほど、ゲストから高い評価を受けています。

3.ホストをする理由
▪ 約3割が家計を支える収入源としてホストを実施


【調査概要】
調査名:ホスト調査
調査時期:2016
調査地域:世界40カ国
調査方法:メールによる調査
調査対象:世界38,000ホスト

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
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