『スポーツ男子好き女子』の実態調査(「球技をやっているスポーツ男子が好き」な女性対象) 

2016年09月15日
集英社は、18歳~39歳の女性を対象とした「『スポーツ男子好き女子』の実態調査」(「球技をやっているスポーツ男子が好き」な女性を対象)を実施しました。

今回の調査結果から、野球、サッカーというおなじみのメジャースポーツが変わらぬ人気を集める一方で、特に10代20代では意外にもバスケットボールやバレーボールといったアリーナスポーツへの支持が高まっていることが判明。若い女性はアリーナスポーツのプレーのカッコよさや選手のビジュアルなどに屋外スポーツ以上の魅力を感じているようです。いまどきの「スポーツ男子好き女子」のスポーツ男子に対する興味嗜好、そして顕在化された「アリーナ女子」の実態をご確認ください。

【調査結果要旨】

1)好きなスポーツ男子人気トップ3は「サッカー」「野球」「バスケ」!

2)野球男子好きな30代に対して、10代・20代女子はバスケ男子を“1位指名”!

3)10代・20代に「アリーナ女子」が増加の兆し!?若年層の「今後観戦したいスポーツ」でバスケ&バレーが野球&サッカーを圧倒

4)「ルックスのよさそうなスポーツ男子」バスケが8割で首位に!

5)アリーナスポーツは「プレーがカッコよく、観戦していて飽きない」ところが魅力。「プレーがかっこいい」でバスケ、「スピーディで見ていて飽きない」でバスケ&バレーが断トツの支持

6)アリーナスポーツにハマるワケ!女子が挙げるアリーナ観戦4つの魅力は「迫力」「臨場感」「会場の一体感」「選手を間近で見られる!」


【主な調査結果・主旨】

1)好きなスポーツ男子人気トップ3は「サッカー」「野球」「バスケ」!

1位=サッカー(57.3%)  2位=野球(54.2%)  3位=バスケットボール(53.3%)

はじめに、好きな「球技をやっているスポーツ男子」の上位3つを競技名で答えてもらったところ、グラフの通り「サッカー(57.3%)」「野球(54.2%)」「バスケットボール(53.3%)」がほぼ同率で上位を独占。約4割の支持を集める「バレーボール(39.8%)」がそれに続く形となりました。(図1)

上位3つに選んだスポーツをさらに1位~3位でランク付けしてもらったところ、「1位指名」の回答ではサッカーが26.5%で首位となりましたが、2位には「バスケットボール(22.7%)」がランクインし、3位の「野球(18.8%)」を上回りました。

2)好きなスポーツ男子の1位指名は年代で大きな差が!

野球男子好きな30代に対して、10代・20代女子はバスケ男子を“1位指名”!

さらに、年代別の好きなスポーツ男子を比較してみると、10代と20代の1位指名は、いずれも「バスケットボール」となり(※10代:バスケットボール(28.0%)>野球(22.5%)>バレーボール(18.0%)、20代:バスケットボール(25.5%)・野球(25.5%)>サッカー(22.5%))、逆に30代では「野球(31.5%)」が1位で、2位の「サッカー(18.0%)」、3位の「バレーボール(15.5%)」に大差をつける結果に。10代・20代と30代で好きなスポーツ男子の差が明らかになりました。(図2)

「野球」と「サッカー」が2大メジャースポーツという印象が強い中、若い女性を中心に「バスケットボール」が支持を集めている実態が浮き彫りになりました。1位に選んだ競技の選択理由を見てみると、総じて「イケメンが多い」「カッコいい」「見ていて楽しい」の意見が多く寄せられている中で、バスケットボールは特に「カッコいい」の意見が多くみられました。

3)10代・20代に「アリーナ女子」が増加の兆し!?
若い女性の「今後観戦したいスポーツ」でバスケ&バレーが野球&サッカーを圧倒

各スポーツの「観戦状況」と「観戦意向」を聞いてみました。「よく観戦している」の回答では、1位の「野球(17.5%)」が、2位の「サッカー(7.8%)、同率3位の「バスケットボール&バレーボール(5.2%)」を上回っていますが、今後の”観戦意向”(「観戦したことがあり、今後も観戦したい」と「観戦したことはないが、今後は観戦してみたい」を合計)では、「バスケットボール(51.8%)」と「バレーボール(59.5%)」が、「野球(51.7%)」と「サッカー(53.5%)」にほぼ並ぶ形となり、その他のスポーツを大きく上回る結果となりました。(図3)

この結果についても年代別で比較してみると、10代ではアリーナスポーツで人気を二分する、「バレーボール(61.0%)」と「バスケットボール(55.0%)」が、「サッカー(53.0%)」「野球(50,0%)」をともに上回り、20代でもほぼ同様の結果となっています。30代でも1位は「バレーボール(57.5%)」で、「野球(53.0%)」と「サッカー(52.0%)をともに上回っています。若い女性の間で「好きなスポーツ」としてバスケットボールに支持が集まっているだけでなく、実際に会場でアリーナスポーツを観戦したいという女性が野球、サッカーといったメジャースポーツにも負けない数存在しており、会場に足を運んでバスケやバレーの観戦、応援を楽しむ”アリーナ女子”が増加している様子がうかがえます。

4)「ルックスのよさそうなスポーツ男子」バスケが約8割で首位に!

さらに「サッカー」「野球」「バスケ」の“3大人気スポーツ”について、さまざまなイメージで該当する項目を選んでもらったところ、「顔やスタイルなどのルックスがよい」では、「バスケットボール」が8割以上(82.2%)の票を集め、2位の「サッカー(66.7%)」を抑えて、ダントツの首位となりました。その他の要素を比較してみると、「男らしさ」や「何ごとにも真摯に向き合う姿勢がある」「経済力がある」等の項目で野球が強いなど、スポーツ毎にイメージが異なっている実態が浮き彫りとなりました。(図4)

また、「スポーツ男子」に対する評価を「イケメン」という視点で検証するために、スポーツをしている男子が、していない男子に比べてどれくらいイケメンに見えるのかを具体的な数値で回答してもらいました。最も多かった回答は「+30~40%」、次いで「+50~60%」となり、全体平均では+43.5%という結果となりました。スポーツをしているorしていない以外の要素はすべて同様という前提で回答しているため、スポーツ男子が女性からの「イケメン評価」において、いかに「得」をしているかがうかがえます。(図5)

5)アリーナスポーツは「プレーがカッコよく、観戦していて飽きない」ところが魅力。

「プレーがかっこいい」でバスケ、「スピーディで見ていて飽きない」でバスケ&バレーが断トツの支持!

観戦意向をより深掘りするために、それぞれの競技に対する魅力やイメージを回答してもらったところ「プレーのかっこよさ」では「バスケットボール」が全体の7割強(73.0%)の支持を集め、2位の「サッカー(55.2%)」、3位の「野球(41.5%)」を大きく引き離し首位になりました。この結果は全年代を通して同様の結果です。「展開がスピーディで見ていて飽きない」の質問でも、「バスケットボール」が4割強(41.5%)の支持を集めて堂々の首位。2位にもアリーナスポーツである「バレーボール(40.8%)」がランクインし、3位の「テニス(24.2%)」と4位の「サッカー(24.0%)」を大きく上回る結果となりました。

アリーナ女子たちは、アリーナスポーツの「カッコよさ」や「試合の見応え」といった要素に大きな魅力を感じている様子がうかがえます。(図6)(図7)

6)アリーナスポーツにハマるワケ!

女子が挙げるアリーナ観戦4つの魅力=「迫力」「臨場感」「会場の一体感」「選手を間近で見られる!」

アリーナスポーツ観戦の魅力をさらに深掘りし、「アリーナスポーツを観戦する楽しさや魅力」について聞いてみたところ、「迫力がある」(59.8%)、「臨場感がある」(57.2%)、「会場の一体感」(54.8%)、「選手を間近でみることができる」(52.7%)といった、アリーナならではの観戦体験がすべて50%を超えて上位を占めました。

“イケメン”たちが”スピーディでカッコいいプレー”を、”目の前で”繰り広げてくれるという、スポーツ好き女子にとってたまらない環境がアリーナスポーツには揃っているということが、「アリーナ女子」がじわじわと増えている理由なのかもしれません。(図8)

さらに実際のアリーナスポーツの会場でも、女性ファンに試合観戦をより楽しんでもらうための様々なサービスが提供されているようです。

来る9月22日に開幕を控えた男子バスケットボール「B.LEAGUE」各チームへ女性ファンに関するヒアリングを行ったところ(有効回答:22チーム/2016年8月)、女性の来場者に対して、選手と一緒に入場できるエスコートキッズならぬ「エスコートレディ(群馬)」の実施や「ヨガやアロマといったワークショップへの参加権付チケットのプレゼント(仙台)」、中には会場内で「乳がん検診(岩手)」を実施するチームもあり、実際に女性ファンの来場者数は過去2・3年で8割近くのチームが「増加している(77.3%)」と回答しています。

また、今回の調査結果を裏付けるように「ルックスのいい選手に関するSNS等での情報発信に対する反響が大きく、写真などへのリアクションが目に見えて違う(横浜)」といった声や「チームの若手イケメン選手が特に中高生からの人気が高い(北海道)」「来場者に女子高生が増えた(兵庫)」また「地域に密着した活動をしていて、プロ野球などのメジャースポーツより、近い距離で接することができる(栃木)」ことが人気の理由とする声も聞かれました。今後、女性ファンに対するサービスがさらに充実することで、アリーナ女子たちがいっそう増えていくと予想されます。


【調査概要】
調査対象者:全国の10~30代女性(各年代200名)
 特別条件1:球技をしているスポーツ男子が「好き」な方(※18~39歳女性全体の67.4%が該当)
 特別条件2:スポーツ観戦が「好き」な方(※条件①全体の69.8%が該当)
調査期間:2016年8月19日~8月21日
調査方法:インターネット調査

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