外食市場調査2015年度(2015年4月~2016年3月:東名阪夕食) 

2016年09月07日
リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、東名阪の男女約1万人を対象に毎月実施している「外食市場調査」について、2015年度の年間結果をとりまとめました。

【2015年度調査結果概要】延べ外食・中食回数は減少(外食-1.7%、中食-0.3%)したが、単価の上昇(外食+3.6%、中食+2.0%)により、市場規模は拡大(外食+1.9%、中食+1.7%)。軽食主体業態での飲酒を伴う外食(いわゆる「ちょい飲み」)のシェアは10.5%。タウンランキングでは首都圏は外食は新宿、中食は池袋が市場規模最大(3年連続)。東海圏は名古屋、関西圏は梅田・大阪・北新地が外食・中食とも最大(3年連続)。

1. 外食・中食の回数・市場規模
●3圏域計における15年4月~16年3月の年間の外食市場規模は4兆668億円(前年度比+1.9%)と推計された。
●3圏域計における15年4月~16年3月の年間の中食市場規模は1兆1241億円(前年度比+1.7%)と推計された。
●延べ回数は外食・中食とも減少したものの、単価が上がったことにより、外食・中食とも市場規模は微増した。

※外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む。
※中食:夕方以降の食事について、外で買ってきたものを食べた、出前や宅配を利用して食べた場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で購入した中食を対象としており、圏域外で購入した中食は含んでいない。
また、夕方以降、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含む。

2.性年代別の外食・中食実態、業態別の外食実態
●3圏域計において、性年代別には外食・中食とも「男性/40歳代」が延べ回数シェア、市場規模シェアともに最も高い。外食・中食の延べ回数と単価の両方が前年度を上回った性年代は、男性/50歳代、男性/60歳代。市場規模の前年度比の伸び率では、男性/50歳代が外食・中食とも最大。
●軽食主体業態での飲酒を伴う外食(いわゆる「ちょい飲み」)シェアは軽食主体業態市場規模の10.5%。

3.タウンランキング
●タウン別市場規模では、首都圏:外食「新宿(代々木)」・中食「池袋・大塚」がそれぞれ3年連続1位。関西圏と東海圏では外食・中食とも関西圏:「梅田・大阪・北新地」、東海圏:「名古屋」が3年連続の1位。

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