ED治療における患者とパートナー・医師とのコミュニケーションに関する調査 

2016年09月14日
ファイザーは、ED治療における患者とパートナー・医師とのコミュニケーション上の満足度を把握することを目的として、ED患者である男性412名(6か月以内に医療機関を受診しED治療薬を処方され、服用経験のある方)を対象にアンケート調査を実施しました。
患者のED治療薬の服用実態や抱えている悩み、パートナーや医師とのコミュニケーションについて伺ったところ、主に以下のことが明らかになりました。

【主な調査結果】

ED患者とパートナー・医師とのコミュニケーションに関する意識・実態

■ 「勃起機能の改善以外の服用に関する悩み」について相談できている患者は2割程度に留まる。一方で、これらの悩みの解消によって4割程度の患者が「パートナーとの性生活が充実する」、「やや充実する」と回答【Q14,Q15】

■ 4割程度の患者が、「勃起機能の改善以外の服用に関する悩み」に関して「そもそも相談する必要がない」と回答【Q14】

■ ED治療の診察時間は「5分未満」が約7割(68.0%)を占める。一方で、診察時間が「10分以上」と回答した患者は約1割(10.9%)で、患者によって、診察時間が大きく異なっている【Q8】

■ 約4割(39.1%)の医師は、勃起機能の改善以外の患者の抱える不安については話さない【Q10】

■ 患者が抱えている勃起機能の改善以外の悩み上位は、「費用の負担が大きい(54.4%)」「本当は治療薬に頼らない機能改善の方法が知りたい(40.8%)」「ED治療薬への依存が心配(39.6%)」「だんだん効果が弱まりそうで心配(39.6%)」【Q13】

■ 約4割(38.8%)の患者が、治療薬を服用していることをパートナーに「知らせていない」【Q4】


ED患者の治療薬の服用に関する意識・実態

■ ED患者の約6割(61.9%)が、治療薬をかばんなどに入れて持ち歩くことがある。そのうち、所持している治療薬を全部持ち歩いている患者が18.9%、常にいくつか持ち歩いている患者が17.7%となった【Q2】

■  8割近く(79.1%)のED患者が、治療薬を服用した場合の性生活に「満足している」と回答【Q3】


※「勃起機能の改善以外の服用に関する悩み」には、「水が無い状況など手軽に服用できない」「普段の携帯が不便」「保管場所に困る」が含まれます。

<調査結果の詳細>

ED患者とパートナー・医師とのコミュニケーションに関する意識・実態

■「勃起機能の改善以外の服用に関する悩み」について相談できている患者は2割程度に留まる。一方で、これらの悩みの解消によって4割程度の患者が「パートナーとの性生活が充実する」、「やや充実する」と回答

勃起機能改善の効果以外の服用に関する悩みについて、「医師に相談する事ができていますか」と尋ねたところ、相談できている患者は2割程度(保管場所に困る:18.3%、普段の携帯が不便:20.2%、水が無い状況など手軽に服用できない:21.3%)に留まりました。一方で、これらの悩みの解消によって4割程度の患者が「パートナーとの性生活が充実する」「やや充実する」と回答しています。(保管場所に困る:35%、普段の携帯が不便:37.9%、水が無い状況など手軽に服用できない:38.6%)」※Q14、15より

■4割程度の患者が、「勃起機能の改善以外の服用に関する悩み」に関して「そもそも相談する必要がない」と回答

「勃起機能改善の効果以外の悩み」を尋ねたところ、「保管場所に困る」が43.9%、「普段の携帯が不便」が42.2%、「パートナーの理解が得られるか心配」が37.9%、「水が無い状況など手軽に服用できない」が37.1%と、それぞれの項目に対し「そもそも相談する必要がない」と回答しました。※Q14より

■ED治療の診察時間は「5分未満」が約7割(68.0%)を占める。一方で、診察時間が「10分以上」と回答した患者は約1割(10.9%)で、患者によって、診察時間が大きく異なっている

ED治療の診察時間について尋ねたところ、10.9%(45人/412人)が「1分未満」、22.1%(91人/412人)が「1分~3分未満」、35.0%(144人/412人)が「3分~5分未満」と回答し、約7割(68.0%)の診察時間が「5分未満」だと明らかになりました。その一方、約1割(10.9%)*1は診察時間が「10分以上」と回答しており、患者によって診察時間が大きく異なることが明らかになりました。※Q8より

*1 診察時間が「10分以上」の約1割(10.9%)は、7.0%(29人/412人)が「10分~15分未満」、1.7%(7人/412人)が「15分~20分未満」、2.2%(9人/412人)が「20分以上」を合計した数値

■約4割(39.1%)の医師は、勃起機能の改善以外の患者の抱える不安については話さない

「勃起機能改善以外の不安の対処法」について尋ねたところ、39.1%が「説明がなかった*2」と回答し、約4割の医師は勃起機能の改善以外の不安について患者と話さないことが明らかになりました。※Q10より

*2 ED治療のために医療機関に受診経験のある男性412人を対象に、「ほとんど説明がない」と回答した20.1%(83人/412人)と「まったく説明がない」と回答した18.9%(78人/412人)を合計した数値

■患者が抱えている勃起機能の改善以外の悩み上位は、「費用の負担が大きい(54.4%)」「本当は治療薬に頼らない機能改善の方法が知りたい(40.8%)」「ED治療薬への依存が心配(39.6%)」「だんだん効果が弱まりそうで心配(39.6%)」

ED治療薬の服用に関して、「機能改善の効果以外で悩んでいる事」を尋ねたところ、54.4%(224人/412人)が「費用の負担が大きい」、40.8%(168人/412人)が「本当は治療薬に頼らない機能改善の方法が知りたい」、39.6%(163人/412人)が「ED治療薬への依存が心配」「だんだん効果が弱まりそうで心配(39.6%)」と回答しました。※Q13より

■約4割(38.8%)の患者が、治療薬を服用していることをパートナーに「知らせていない」

ED治療薬の服用経験のある男性に、「あなたがED治療薬を服用していることをパートナーはご存知ですか」と尋ねたところ、38.8%(160人/412人)が「知らせていない」と回答しました。※Q4より

ED患者の治療薬の服用に関する意識・実態

■ED患者の約6割(61.9%)が、治療薬をかばんなどに入れて持ち歩くことがある。そのうち、所持している治療薬を全部持ち歩いている患者が18.9%、常にいくつか持ち歩いている患者が17.7%となった

ED治療薬を服用している人に、ED治療薬の保管方法について尋ねたところ、61.9%(256人/412人)が「治療薬をかばんなどに入れて持ち歩く(普段持ち歩くかばんなどで全部携帯している:78人+特定の場所に常備し、普段持ち歩くかばんなどで常にいくつか携帯している:73人+特定の場所に常備し、必要なときだけ携帯する:104人)」と回答しました。※Q2より

■8割近く(79.1%)のED患者が、治療薬を服用した場合の性生活に「満足している」と回答

ED治療薬を服用して性行為を行なうパートナーとの性生活全般について、「どの程度満足していますか」と尋ねたところ、79.1%(326人/412人)が「満足している(満足:128人+やや満足:198人)」と回答しました。※Q3より


[調査概要]
調査期間:2016年07月25日(月)~2016年07月26日(火)
調査方法:インターネット調査
調査内容:ED治療における患者とパートナー・医師とのコミュニケーションに関する調査
調査対象:6か月以内に医療機関を受診しED治療薬を処方され、服用経験のある30歳以上の男性
調査委託先:株式会社マクロミルケアネット
サンプル数:412人

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[ファイザー]
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