第35回 アスリートイメージ評価調査(2016年8月調査) 

2016年09月13日
博報堂DYメディアパートナーズは、博報堂DYスポーツマーケティング、データスタジアムと共同で、アスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」2016年8月調査を行いました。今回の調査は、特にリオデジャネイロオリンピックに出場したアスリートに焦点を当てて実施しました。

【調査結果】

「リオデジャネイロオリンピックを見て感動したアスリート」は、1位:内村航平(体操)、2位:吉田沙保里(レスリング)、3位:福原愛(卓球)、4位:錦織圭(テニス)、5位:伊調馨(レスリング)となりました。12年ぶりとなった体操男子団体での金メダル獲得、個人総合でも金メダルの内村航平をはじめ、メダリストたちが上位を占めました。

感動を競技別に見る「リオデジャネイロオリンピックを見て感動した競技」では、アスリートランキングとは異なる結果となりました。1位:陸上トラック競技(リレーなど)、2位:体操(男子)、3位:卓球(女子)、4位:卓球(男子)、5位:レスリングと銀メダルを獲得した男子陸上400mリレーの陸上トラック競技がトップとなりました。

また、「2020年の東京オリンピックで活躍を期待するアスリート」では、1位:白井健三(体操)、2位:伊藤美誠(卓球)、3位:ケンブリッジ飛鳥(陸上)、4位:桐生祥秀(陸上)、5位:錦織圭(テニス)となり、若手アスリートたちへの期待感が見られています。

「東京オリンピックの新競技として採用されたことを知っていた」競技では、高い順に野球、ソフトボール、空手、サーフィン、スポーツクライミング、スケートボードとなりました。また、採用された競技で「今後、自分でやってみたい」のは野球、スポーツクライミング、ソフトボール、サーフィン、空手、スケートボードの順となりました。新競技としての採用認知及び今後の実践意向の両方で「野球」が最も高くなり、期待感の高まりが見られています。新競技としての採用認知は5番目の「スポーツクライミング」が、今後の実践意向では2番目となりました。

 通常調査であるアスリートイメージ評価項目でも「好感がもてる」アスリートは、1位:白井健三(体操)、2位:タカマツ<高橋礼華・松友美佐紀>(バドミントン)、3位:山縣亮太(陸上)、4位:錦織圭(テニス)/内村航平(体操)とオリンピック出場アスリートたちが上位を占めました。「夢や感動を与えている」アスリートでは、1位:イチロー(野球)、2位:錦織圭
(テニス)、3位:浅田真央(フィギュアスケート)/内村航平(体操)、5位:羽生結弦(フィギュアスケート)となっており、継続的に活躍し続けているアスリートたちが上位を占めました。

■ アスリートイメージ総合ランキング
1 位:イチロー(野球)
2 位:羽生結弦(フィギュアスケート)
3 位:錦織圭(テニス)
4 位:内村航平(体操)
5 位:吉田沙保里(レスリング)
6 位:浅田真央(フィギュアスケート)
7 位:福原愛(卓球)
8 位:白井健三(体操)
9 位:本田圭佑(サッカー)
10 位:伊藤美誠(卓球)

■ アスリートイメージ評価 各種ランキング

・「好感がもてる」アスリート
1 位:白井健三(体操)
2 位:タカマツ<高橋礼華・松友美佐紀>(バドミントン)
3 位:山縣亮太(陸上)
4 位:錦織圭(テニス)/内村航平(体操)

・「爽やかな」アスリート
1 位:羽生結弦(フィギュアスケート)
2 位:錦織圭(テニス)
3 位:加藤凌平(体操)
4 位:タカマツ<高橋礼華・松友美佐紀>(バドミントン)
5 位:ケンブリッジ飛鳥(陸上)/坂井聖人(水泳)

・「親しみやすい」アスリート
1 位:福原愛(卓球)
2 位:浅田真央(フィギュアスケート)
3 位:白井健三(体操)
4 位:髙梨沙羅(スキージャンプ)
5 位:吉田沙保里(レスリング)

・「かっこいい」アスリート
1 位:イチロー(野球)
2 位:内村航平(体操)
3 位:錦織圭(テニス)
4 位:ケンブリッジ飛鳥(陸上)
5 位:飯塚翔太(陸上)

・「夢や感動を与えている」アスリート
1 位:イチロー(野球)
2 位:錦織圭(テニス)
3 位:浅田真央(フィギュアスケート)/内村航平(体操)
5 位:羽生結弦(フィギュアスケート)

・「精神的強さを感じる」アスリート
1 位:イチロー(野球)
2 位:内村航平(体操)
3 位:伊調馨(レスリング)
4 位:羽生結弦(フィギュアスケート)
5 位:錦織圭(テニス)

・「勢いを感じる」アスリート
1 位:伊藤美誠(卓球)
2 位:水谷隼(卓球)
3 位:白井健三(体操)
4 位:ケンブリッジ飛鳥(陸上)
5 位:錦織圭(テニス)

・「情熱的な」アスリート
1 位:水谷隼(卓球)
2 位:吉田沙保里(レスリング)
3 位:イチロー(野球)
4 位:本田圭佑(サッカー)
5 位:羽生結弦(フィギュアスケート)


【調査概要】
・調査方法:Web 調査
・調査地区:首都圏+京阪神圏
(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)
・調査対象者:対象エリアに在住の 15~69 歳の男女
・有効回収サンプル数:600 サンプル
・調査期間:2016 年 8 月 25 日~8 月 31 日

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[博報堂DYメディアパートナーズ]
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