ノートン オンラインセキュリティ消費者意識調査(15~69歳の男女対象) 

2016年09月15日
シマンテックのセキュリティソフトブランド「ノートン」は、本日、日本全国の15~69歳の男女3,296人に対し、8地域別に実施した「ノートン オンラインセキュリティ消費者意識調査」の調査結果を発表しました。その結果、日本全国および8地域の男女のオンライン行動について、顕著な傾向が見られました。

消費者に対して日本国内で地域別に実施したオンラインセキュリティに関する意識調査としては初となるこの調査により、日本全国および8地域の男女のオンライン行動について顕著な傾向が見られました。

【調査結果】

約60%がSNSを通じて何らかの個人情報を公開。情報公開率が最も高いのは10代後半-20代女性。

公開されている情報で最も多いのはLINEとFacebookで「本名」(LINE:36.3%、Facebook:70.4%)、「性別」(26.3%、61.6%)でした。なおインターネット上で公開する場合に、「最も危険と感じる情報」は、「携帯電話番号」(90%)、「顔が分かる画像」(84%)となりました。特に、女性にその傾向が顕著にあらわれており、利用率や情報公開度が高いとともに、情報公開に対する危機感が最も高いことがわかりました。全体を大きく上回る数字として、10代後半の女性はLINEで「本名」を公開している人が66%(同年代の男性は49.4%)、「顔が判別できる画像」については44%(同男性は19.1%)となりました。また、20代女性については、Facebookで「本名」を公開している人は86%、「性別」を公開している人は74%となりました。北海道や東北は南方に比べて個人情報を公開している人が少ないという興味深い結果が見られ、九州に住む人は情報を一番公開していることがわかりました。

無料アプリダウンロードの際に渡してもよいと思う情報は「性別」「年齢」「メールアドレス」。ネットリテラシーが高いのは10代後半の男女

スマートフォンに無料アプリをダウンロードする際に、提供してもよいと思う情報は、1位「性別」(51%)、2位「年齢」(44%)、3位「メールアドレス」(40%)となりました。特に10代後半-20代女性(83.6%)が同年代の男性(76.2%)と比べても情報を提供する傾向にあります。なお地域別でみると、「自分の情報は1つも登録したくない」と答えた人は、北海道が23%で最も高く、一番低いのは九州で12%となりました。

3人に1人がオンライン行動を通じてトラブルを経験。

オンライン行動を通じて何らかのトラブルにあった経験をしている人は全体で37%にのぼり、最も多いトラブルは「身に覚えのない請求連絡があった」が18%(「お金は支払っていない」が15%、「お金を支払ってしまった」は3%)となりました。また、インターネット上で何らかのトラブルを最も経験しているのは、10代後半の男女であることが分かりました。調査対象中もっとも若年層である10代後半で最も多かった回答は、男性では「身に覚えのない請求(お金を支払っていない)」(25%)、女性では「SNSのアカウントが乗っ取られた」(17%)となりました。特にSNSの乗っ取り被害に関しては、10代後半女性は突出しており(全体では3%)、若年層の女性が狙われていることが如実にうかがえる結果となりました。


<調査概要>
調査対象:スマートフォンまたはタブレットを保有している 15~69歳の男女
調査地域:全国(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州に分類)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2016年7月22日(金)~7月31日(日)
有効回答数:3,296サンプル(性・年代で割付)

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[シマンテック]
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