スマートフォンからのEコマースサービスの利用状況調査 

2016年06月28日
視聴行動分析サービスを提供するニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)の2016年5月データをもとに、スマートフォンからのEコマースサービスの利用状況を分析し結果を発表しました。

2016年5月時点でスマートフォンからのEコマース関連サービスを利用しているユーザーは4,857万人(対前年同月比15%増)となっていました。これはスマートフォン利用者全体の伸び(14%)と同程度となっていました。

その中で利用者数の上位5サービスを見ると、1位は「Amazon」、2位が「楽天市場」となり、両サービスともに利用者数が3,000万人を超えていました。3位には1,876万人でYahoo!ショッピングがランクインしました。

4位以下のサービスは利用者数が1,000万人以下となり、カタログ通販の大手「ニッセン」が4位に、5位には2015年11月にサービスを開始した「オムニ7」がランクインしていました。「オムニ7」はサービス開始から半年が経過していますが、月間利用者数700万人超を獲得するまでになっています。

次に、上位3サービスにフォーカスしてアプリの利用状況を見てみると、各サービスとも利用者数の増加が目立ち、Eコマース全体利用者数の増加率(15%)より高い伸びを示しています。特にYahooショッピングアプリの利用者は前年同月から3倍の増加となりました。

最後に、各サービスと「Amazon」、「楽天市場」との重複利用状況を見ると、各サービスの利用者の70%以上が併用していました。


Nielsen Mobile NetViewについて
Nielsen Mobile NetViewは日本全国の8,000名(iOS、Android各4,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ニールセン]
 マイページ TOP