「リノベーションへの意識」に関するアンケート調査(30~50代男女対象) 

2016年10月19日
amidusのHowScope事業部は、首都圏の30~50代男女を対象に、「リノベーションへの意識」に関するアンケート調査を実施しました。
リノベーションの意味を知ったうえで興味・関心を抱いている消費者や、実際に検討・実施している消費者に向けたアンケートを行うことで、実際にリノベーション物件への居住を検討する際にどのような意識が働くのかという実態を把握することを目的に、本調査を実施しました。

【調査結果】

■参考 ※スクリーニング調査より
「リノベーション」という言葉の意味を知っているのは全体の40%、興味・関心有りは約35%

■リノベーションのイメージは「安さ」よりも「こだわり」
一般的にリノベーションのイメージやメリットとして「ローコストである」という点が挙げられる例も多いですが、今回の調査においては、安さよりも、「こだわりが発揮できる」というイメージを抱いている割合が多いという結果になりました。
また、「個性的」「使い勝手が良い」「おしゃれ」など、個人の嗜好や暮らしぶりにとってメリットと捉えられるようなイメージを抱く割合が多く、概ね、リノベーションを好意的なものとして考えている方が多いことをうかがい知ることができます。

■リノベーションの不安点、1位は「予算」
良いイメージが多いリノベーションですが、実態を把握すべく、仮に(経験者であれば実際に)リノベーションを検討・実施する際にどんな意識が働きそうか聞きました。

「リノベーションを検討する際に困りそうだと思うこと」という設問で、「予算が、自分の想定とかけ離れてしまう」「何から手を付けたらいいのか、段取りが分からない」「どんなふうにリフォームしたいか決められない」「自分のイメージをうまく業者などに伝えられない」「誰に相談すればいいのか分からない」「スケジュールの感覚が分からない」「見積もり項目の意味が分からない」という7つの選択肢(その他を除く)を用意し、いくつでも回答可としてたずねてみたところ、約63%が複数の項目を選択。
そのうち約3.5%は7つすべての項目を選択するなど、困りごとは一つどころじゃないと考えているということが分かりました。

また、リノベーションのイメージでは「ローコスト」は一番多いものではありませんでしたが、困りごととして最も多かったのは「予算」についての選択肢。リノベーションは良いイメージだけど、そうは言ってもお金のことも心配…というのが多くの方の本音なようです。

■リノベーションをするときのポイントは「しっかり説明してくれる」こと
「リノベーション業者決定の際に重視することは?」という問いでは、「しっかりと説明してくれる」を選ぶ割合が半数以上。
次いで、「施工実績が豊富」、「見積もりが安い」の順に多いという結果になりました。

■リノベーションに大切なことは施工や材料についての基礎知識
さらに、実際に自分でリノベーション手配をした経験のある方のみに絞って、「リノベーション時、事前に知っておけばよかったと思ったことは?」と質問したところ、「施工方法に関する(簡単な)基礎知識」が46.9%、「素材・材料等に関する基礎知識」が40.6%となりました。


【調査概要】
<調査方法>インターネットによるアンケート調査
<調査対象>東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県に居住する30代~50代の男女
<調査期間>
 スクリーニング調査:2016年9月7日(水)~8日(木)
 本調査:2016年9月8日(木)~9日(金)
<調査対象数>
 スクリーニング調査:18,180人、調査回収数:2,401人(回収率13.2%)
 本調査:  498人、調査回収数: 360人(回収率72.2%)

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