「ファストファッション」に関する調査(20歳~59歳の男女対象) 

2016年10月25日
マクロミルは、「ファストファッション」に関する調査を実施。
”ファストファッション”は今、日本にどのように浸透しているのでしょうか。取り入れられ方や人気ブランドなどを調査してみました。
調査は、20歳~59歳の男女を対象に実施。調査期間は2016年10月14日(金)~10月18日(火)。有効回答数は7,500人。

【調査Topics】

・ファストファッション1着当たりの予算、MAX3,000円が最多。目立たせないのが主流!?“積極的に取り入れる”「部屋着」「インナー」「寝間着」「靴下」。

・人気ブランドランキング。日本ブランドが上位を占める中、海外ブランドで奮闘するのは?l 1位は圧倒的に「ユニクロ」。2位「ジーユー」、3位「しまむら」、4位「無印良品」、5位「GAP」

・各ブランドのイメージ。流行を作り出す「ユニクロ」、イメージの良い「無印良品」、おしゃれな「コムサイズム」に、身近な「しまむら」。


【調査結果】

【1】ファストファッション1着当たりの予算、MAX3,000円が最多。目立たせないのが主流!?積極的に取り入れる”「部屋着」「インナー」「寝間着」「靴下」

ファストファッションを着ることがあると回答した方2,597名に、ファストファッションを購入する際、1着当たりにいくらまでかけられるかを尋ねたところ、「3,000円」との回答が最多でした。年代別にみると、20代・30代は「3,000円」が最多、40代は「3,000円」と「5,000円」の回答がほぼ同数、50代は「5,000円」が最多の結果となりました。年代があがるほど、ファストファッションにかけてもいいと思う金額も上がる傾向にあるようです。

また、アイテム毎にファストファッションをどのように取り入れているかを尋ねたところ、半数以上が「積極的に取り入れている」と回答したアイテムは4つあり、「部屋着」62%、「インナー(Tシャツ、タンクトップ、キャミソールなど)」62%、「寝間着・パジャマ」61%、「靴下・タイツ」55%でした。

【2】ファストファッション人気ブランドランキング。日本ブランドが上位を占める中、海外ブランドで奮闘するのは?1位は圧倒的に「ユニクロ」。2位「ジーユー」、3位「無印良品」、4位「しまむら」、5位「GAP」

全国7,500名に対し、ファストファッションの各ブランド(※1)について、認知、および、好意度について尋ねました。その結果、認知率が高かった順に、1位「ユニクロ」93%、2位「しまむら」86%、3位「ジーユー」84%、4位「無印良品」84%、5位「GAP」78%という結果となりました。各ブランドの好意度について尋ねたところ、好意度が高かったのは「ユニクロ」が圧倒的1位で59%が好き(※2)と回答。唯一半数以上が「好き」と回答しました。以下、好き(※2)と回答した人が多かった順に2位「ジーユー」34%、3位「しまむら」32%、4位「無印良品」31%、5位「GAP」31%と続きます。ファストファッションは海外ブランドも多く日本に参入してきている中、日本発のブランドが上位を占める結果となりました。その中で、「GAP」は海外ブランドながら、認知率、好意度ともに上位にランクインする結果となりました。

※1:以下17ブランドを対象に調査。:UNIQLO(ユニクロ)、GU(ジーユー)、しまむら、無印良品、Commeca Ism(コムサイズム)、Honeys(ハニーズ)、GAP(ギャップ)、OLD NAVY(オールドネイビー)、Banana Republic(バナナリパブリック)、FOREVER 21(フォーエバー21)、ZARA(ザラ)、Bershka(ベルシュカ)、H&M(エイチアンドエム)、TOPSHOP(トップショップ)、Abercrombie&Fitch(アバクロンビー&フィッチ)、Armani Exchange(アルマーニエクスチェンジ)、AMERICAN EAGLE OUTFITTERS(アメリカンイーグル アウトフィッターズ)

※2:「とても好き」「好き」の合計

【3】各ブランドのイメージ。流行を作り出す「ユニクロ」、イメージの良い「無印良品」、おしゃれな「コムサイズム」に、身近な「しまむら」。

ファストファッションの各ブランドについて、「流行を作り出している」「イメージが良い」「おしゃれだ」「身近だ」といったイメージに合うブランドを選んでもらったところ、各ブランドの特徴が表れる結果となりました。「流行を作り出していると思う」ブランドは1位「ユニクロ」31%、2位「H&M」21%、「イメージの良い」ブランドは1位「無印良品」35%、2位「ユニクロ」29%。「おしゃれだと思う」ブランドは1位「コムサイズム」25%、2位「GAP」23%、「身近だと思う」ブランドは1位「しまむら」70%、2位「ユニクロ」63%でした。「おしゃれ」以外のイメージで「ユニクロ」は1位2位につけており、日本において「ユニクロ」ブランドが非常に浸透していることが伺える結果となりました。


【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象:20歳~59歳の男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法:平成22年国勢調査による、性別×年代別の人口動態割付/合計7,500サンプル
調査期間:2016年10月14日(金)~10月18日(火)

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