豆乳に関する意識調査(15~69歳の男女対象) 

2016年10月24日
まめプラス推進委員会は、関東圏に住む男女1,000名を対象に「豆乳に関する意識調査」を実施いたしました。

1980年頃の第1次、2000年頃の第2次ブームを経て、いまや豆乳はスーパーやコンビニに当たり前のように並んでいます。またその健康機能の高さから料理や化粧品など様々な用途で取り入れられるようになり、近年、第3次ブームを迎えています。今回の調査では、豆乳を好きと答えた人が全体のほぼ9割に達しています。好きになったきっかけや理由、利用頻度について、年代や性別など属性別集計でも意外な結果を明らかにしています。

【主な調査結果 要旨】

■約9割の人が豆乳を好きと回答

■豆乳が好きな理由、味では年代差、機能・イメージでは男女差が生じている

[味について]
・豆乳を好きな理由の“味”では「美味しい」が44.0%と最も多く、次いで「飲みやすい」が40.8%の結果
・年代別では「美味しい」、「飲みやすい」という人が年齢を重ねるほどに減少

[機能について]
・豆乳を好きな理由の“機能”では「健康的・ヘルシー」が72.6%で最も多い
・「イソフラボンを摂りたいから」、「美容に良い」の回答では男女で2倍以上の差

[イメージ]
・豆乳を好きな理由の“イメージ”では女性のすべての年代で「女性によい」イメージという回答がトップ
・女性は「女性によい」の割合が極端に高いのに対し、男性の特に若年層は「オシャレ」、「流行っている」といったファッション感覚のイメージが高い。

■豆乳が嫌いと答えた人の理由は「美味しくないから」が最も多く、好きな理由(味)と相反する結果

■豆乳を好きになったきっかけ、1位「健康に良いと知って」、2位「ヘルシーだから」、3位「美味しいから」

■週に1回以上豆乳を「飲む」人は約4割、「(豆乳を使った料理を)食べる」人は約3割存在

■「好きな豆乳料理メニュー」1位は「豆乳をそのまま飲む(53.8%)」、2位「豆乳鍋(44.5%)」、3位「豆乳ドリンク(41.5%)」

【調査結果】

■約9割の人が豆乳を好きと回答
豆乳が好きかを聞いたところ9割の人が「好き」と回答しています。年代別で見ると男女ともに若い世代ほど好意度が高く、20代女性と50~60代の女性では好意度に2倍以上の差がありました。
豆乳は全年代で好まれており、特に若い世代で高い好意度を得ていることがわかりました。

■豆乳が好きな理由、味では年代差、機能・イメージでは男女差が生じている
豆乳が好きな理由を「味」「機能」「イメージ」それぞれについて確認したところ、「味」では年代を重ねるほど“飲みにくく、美味しくない”と感じる、年代差が生じる結果となりました。また「機能・イメージ」では、女性が「イソフラボンを摂りたいから」や「美容に良い」という豆乳の効果を理解して好んでいるのに対し、男性の特に若年層は「オシャレ」、「流行っている」など豆乳をファッション感覚で好んでいるということがわかる結果となりました。

■豆乳を好きな理由「味」
豆乳を好きな理由、味では「美味しい」が最も多く、次いで「飲みやすい」が多い結果となりました。
しかし、性別問わず年代を重ねるごとに割合は減少傾向にあり、高齢になるほど“飲みにくく、美味しくない”と感じている様子が窺える結果となりました。味が改良される前の豆乳を過去に飲んだ際に“美味しくなかった”という記憶が残っていて、いまや多くの人が「美味しい」、「飲みやすい」と好きな理由にあげる今の豆乳を飲用していない結果と考えられます。

■豆乳を好きな理由「機能」
豆乳を好きな理由、機能では「健康的・ヘルシー」が72.6%と最も高く、次いで「栄養価が高い」が44.7%、「イソフラボンを摂りたいから」39.3%という結果になっています。
性別で見ると「イソフラボンを摂りたいから」、「美容に良い」の理由で男女の差が大きく現われており、摂取目的の違いが男女間で大きく異なる様子が見受けられます。

■豆乳を好きな理由「イメージ」
豆乳を好きな理由、イメージでは「女性によい」が40.9%と最も高く、次いで「オシャレ」21.9%、「流行っている」21.8%の順になっています。
性別で見ると女性は全年代で「女性によい」の割合が極端に高いのに対し、男性の特に若年層は「オシャレ」、「流行っている」が大きく割合を占めており、若年男性は女性に比べ“ファッション感覚”で豆乳をイメージしていることがわかりました。

■豆乳が嫌いと答えた人の理由は「美味しくないから」が最も多く、好きな理由(味)と相反する結果
豆乳が嫌いな理由は「美味しくないから」が45.5%と最も多く、次いで「豆臭い(青臭い)から」が42.6%、「豆乳料理は好きだが、飲料は好きではない」が23.8%という結果となっています。
性別で見ると「豆臭い(青臭い)から」は女性で最も高く51.2%となり、男性よりも豆乳の独特の味を敬遠する傾向があることがわかりました。

■豆乳を好きになったきっかけ、1位「健康に良いと知って」、2位「ヘルシーだから」、3位「美味しいから」
豆乳が好きになったきっかけとしては、「健康・美容面」が上位に挙げられ、好きになった理由と同様の傾向が見られました。
年代別でみると「無調整豆乳・豆の味そのものが美味しいから」、「豆・青臭さがなくなったから」においては、若年層に比べ50~60代の回答が多く、高齢者ほど昔に飲んだ豆乳の味と比べて、良くなったと感じている様子が窺えました。

■週に1回以上豆乳を「飲む」人は約4割、「(豆乳を使った料理を)食べる」人は約3割存在
豆乳飲料または豆乳入り飲料を「飲む」頻度、豆乳を使用した料理を「食べる」頻度を確認したところ、週に1回以上の割合で豆乳を「飲む」人は約4割、豆乳を使用した料理を「食べる」は約3割存在することがわかりました。半数近くの人が週1回以上、豆乳を食事に取り入れており、いまや豆乳は日常生活に定着しつつあるようです。

■「好きな豆乳料理メニュー」1位は「豆乳をそのまま飲む(53.8%)」、2位「豆乳鍋(44.5%)」、3位「豆乳ドリンク(41.5%)」
好きな豆乳料理メニューを聞いたところ、「豆乳をそのまま飲む」が53.8%と最も高く、次いで「豆乳鍋」が44.5%、「豆乳ドリンク」が41.5%という結果がでました。「豆乳をそのまま飲む」に関しては、年を重ねるほど好まれる傾向があり、特に女性にその傾向が強いことがわかりました。


【調査概要】
調査対象:関東圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)15~69歳の男女
回答者数:1,000名
調査期間:2016年9月16日(金)~9月19日(月)
調査方法:インターネット調査

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